博奕打ち外伝

劇場公開日:

解説

明治の中期、北九州若松を舞台に、重たい一家一門の代紋をめぐって義理に生き、情に耐え、心で涙する男たちを描く。脚本は「望郷子守唄」の野上龍雄、監督は「男の代紋」の山下耕作、撮影は「昭和おんな博徒」の古谷伸がそれぞれ担当。

1972年製作/103分/日本
配給:東映
劇場公開日:1972年7月30日

ストーリー

明治中期の北九州・若松では、北九州睦会系大室一家組長大室弥八と江川組組長江川周吉とは何かにつけて対立していた。睦会宗家浦田組組長常五郎の後継者は代貸の花井栄次だと衆目の一致するところであったが、常五郎は弥八を二代目に命名した。栄次は常五郎の隠し子で栄次の二代目襲名による内紛を恐れた常五郎の配慮であった。事情を知っている周吉は、神尾鉱山の納屋頭として田川行を決意した栄次を見送り、弥八との喧嘩をさけることを誓った。若松に帰った周吉を待っていたのは夫婦気どりの芸者秀子と大室一家のいやがらせだった。大室一家代貸の滝は、弥八に無断で江川組の縄張りを荒していった。栄次との約束を守り耐える周吉。そんなある日、周吉の弟鉄次が若松に戻って来た。現在の組の状態を知った鉄次は単身大室一家に乗り込み騒ぎを引き起こす。周吉は鉄次を殴り倒し自ら指をつめて弥八に詫びを入れるのだった。しかし滝の暴走は止まらなかった。まず鉄次を闇打ちにし、仲裁に立った浦田、栄次までも惨殺してしまったのだ。“滝が親分、兄弟分までも殺してしまった”弥人は唖然とするが、滝の親を思う心が弥八の心を動かし“滝よ共に地獄まで落ちよう--”と二人は涙の内に手を握りあった。弟たちの墓前にドスを突き立て、大室一家に殴り込む決意をした周吉は、弟、組長、兄弟分の弔い合戦に胸中は激しく燃えていた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5健さんの自殺

2024年4月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年4月1日
映画 #博奕打ち外伝 (1972年)鑑賞

喧嘩と博奕に明け暮れる明治中期の北九州・若松が舞台

#高倉健 と #鶴田浩二 と #菅原文太 が出てますが、健さんと文太さんは途中で死んじゃいます。しかも、健さんは自害

健さんが自害する作品はなかなかないんじゃなかろうか?

主演は鶴田さんかな

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とし

3.5なんと豪華な出演陣、見応えあった〜。 哀しき健さん、文さん。MVP...

2024年2月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

なんと豪華な出演陣、見応えあった〜。
哀しき健さん、文さん。MVPは気味悪く悪を貫き通した松方弘樹だった。ラストはちょっとあっけなかった。
BS12

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はむひろみ
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