まことちゃん

劇場公開日:

解説

『週刊少年サンデー』昭和51年16号よりスタートした楳図かずお原作の同名の人気漫画のアニメーション。脚本は城山昇、監督は「がんばれ!! タブチくん!!  激闘ペナントレース」の芝山努、撮影は高橋宏固がそれぞれ担当。

1980年製作/75分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1980年7月26日

ストーリー

“よいこ大賞”を取ろうと決意したまことちゃんが、いろいろなことをやるが、それが全て裏目に出て、人々を悩ますハメになる。しかし、最後にはまことちゃんの努力のカイがあって大賞を受賞。天衣無縫のまことちゃんが大人の世界に首をっっこんで引きおこす数々のエピソードをつづる。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0色彩だけが良い

2022年10月30日
iPhoneアプリから投稿

内容は本当に凡庸。テレビアニメを4話ぶんほど連結しただけの代物で、映画的な厚みや広がりはまったくない。ギャグに関しても不条理というよりは単に原始的なものばかりで笑うに笑えない。ただ背景色彩のセンスだけは突出している。サイケデリックだがどこか落ち着きのある、それゆえにむしろ狂気に磨きのかかった独特の彩色が凡庸な中身をうまいこと糊塗してくれていた。思えばシャフトの過度に記号化された背景色彩の源流もひょっとしたらここにあるのかもしれない。そこへ岡本喜八『ジャズ大名』の終盤に出てくるピクトグラム演出が合流すれば『ぱにぽにだっしゅ!』や『化物語』の不可思議な映像世界の完成というわけだ。

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因果

1.5当時はとんだカップルと同時上映だった

2019年12月9日
Androidアプリから投稿

内容はマンガ原作以上でも以下でもなかった。
公開時はまだTVアニメ化もされてなかったと記憶している。
沢田家のまことちゃんをストレートに表現したものの、過度の下品さは抑えられており、アニメ映画化した事でマンガの独特の表現も薄まって、毒にも薬にもならないものだった。
背景だけが妙に凝っていたような気がする。

作品に出てくるビチグソカップとか売ってたが、マグカップの底部分にとぐろを巻いたウ◯チがくっついており、洗う際には大変邪魔な逸品だった。

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うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)
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