家なき子(1980)

劇場公開日:

解説

エクトル・マロー原作の同名の童話を、日本テレビが昭和五十二年から五十三年にかけて放映したテレビアニメーションを劇場用に編集したもの。脚本は「ルパン三世 カリオストロの城」の山崎晴哉、伊東恒久、杉江慧子の共同執筆、監督は「エースをねらえ!(1979)」の出崎統、撮影は「ルパン三世 カリオストロの城」高橋宏固がそれぞれ担当。

1980年製作/96分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1980年3月8日

ストーリー

南フランスの田舎の貧しい農家の子、レミンは八歳の少年。今まで育ててくれたバルブランのおかみさんを、本当の母と思っていたが、実はレミは捨て子だった。そこへ、養父のバルブランがパリの出かせぎから負傷して帰ってきて、レミを旅芸人のビタリスに売ってしまった。バイオリン弾きの老人ビータリスが引き連れる猿と三匹の犬と一緒にレミ少年の放浪の旅が始まる。一行は村や町の道ばたで芸を見せ、わずかな収入を得ながら、辛く苦しい旅を続ける。ビタリス老人は旅の間に、レミに学問を教え、レミも働く人々、貧しい人々に出会い、様様な事件に巻き込まれながら、愛と勇気を学んでゆく。ある吹雪の日、ビタリス老人と二匹の犬が死んだ。しかし、レミはその悲しみとさみしさを乗り越えて進んでいく。そんな旅の中、天才バイオリニストのマチャと出会う。マチャの協力で自分の本当の親をさがす希望を待ったレミは、ある日、母親がロンドンにいるらしいという話を聞く。そして、レミは海を渡り、自分の生まれた謎を解くカギを発見するのだった。

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