劇場公開日 1979年9月15日

未来少年コナンのレビュー・感想・評価

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5.0レ・ミゼラブルをリスペクトした日本アニメの傑作

2023年5月2日
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マサシ

1.0TVシリーズを観ましょう

2021年12月8日
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本作劇場版での表記だから仕方ないが、そもそもTVアニメ「未来少年コナン」の脚本・演出(監督)は宮崎駿氏である。
TVアニメでの脚本表記も、他の人は名義だけで実際は宮崎監督による。

本作劇場版はそのTVシリーズを宮崎氏以外の手によって再編集したものだ。だから、まったく印象の違う内容になってしまっている。

アニメは1人で作るものでは無いが、宮崎氏は大概のことが出来るので、自分の気が済むようにしてしまう。

それだけに、他者が編集できる世界観では無い。新録されたり、特番が組まれたり、お祭り騒ぎの後に残ったのは黒歴史である。

ただ、私は谷山浩子&研ナオコの曲は好きだ。認められていなくとも、未来少年コナンの音楽だと思っている。

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K・M

4.0全26話のTVシリーズ総集編。123分でこうするしかなかったんだろ...

2021年3月18日
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全26話のTVシリーズ総集編。123分でこうするしかなかったんだろうなの内容。 良くはないのだけれど、この作品だけでも未来少年コナンがだいたいがわかる。ワイルド冒険活劇。
銛が強すぎるら足の指のちから強過ぎて笑える。レプカ局長支配によるインダストリアというのがディストピアみたい。使いものにならない人間の額に焼き印つけるのって社会信用スコアを顔認証でやるシステムの元祖か。
太陽エネルギーじゃないとギガントが動かないという設定も意味深。

コナン、ラナ、ダイス、モンスリー、レプカがわかれば、後の作品ラピュタ、ナウシカ、カリオストロとのキャラクター性格かぶりも楽しめる。
ラナはクラリスみたいで、途中からナウシカ感出てるし、モンスリーは最初クシャナなんだけど、様々な作品の女性キャラに通ずる。査問かけられてヤケ酒あおるダイスは、任務からはずされた銭形に見える。レプカはムスカだし。
前半に比べて後半はあきらかに編集粗くなってる。
ラオ博士が世界を救う旅に出る改変エンド。

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collectible

2.5この劇場版では本来の面白さが分からない

2013年1月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

難しい

1978年にNHKで放送された名作アニメを、総編集し1979年に公開された劇場版。以前NHK・BSで放送されたものを録画して鑑賞。

宮崎駿の出世作としても知られるこのアニメ。後の作品の片鱗が垣間見える。
キャラクターデザインやダイナミックなアクション、少年少女の冒険や人間の傲慢といったテーマ…。
また、コナンとラナはパズーとシータだし、憎たらしいレプカはムスカだし、勝ち気なモンスリーはクシャナだし、荒廃した世界はナウシカを彷彿させる。
宮崎アニメの原点。
しかしながら、宮崎はこの劇場版には一切関与していない。安易なTVシリーズの総編集劇場版に疑問を感じ監督を拒否したとか。

実は、「未来少年コナン」はこれが初見。
たまに往年のアニメの総編集劇場版を見る事がある。
大抵はすんなり見れるのだが、本作は頂けない。
説明不足、深みが足りない、展開が早過ぎ、はしょり過ぎ…初見でも嫌でも感じてしまった。
コナンは何故そこまでしてラナを助けようとするのか、ジムシィは何故コナンに協力するのか、ラナと祖父の秘めたる能力など踏み込みが足りず、ラナが住んでた村ハイハーバーの描写は丸々カット。ストーリーも大きく改変され、ラストも違うという。
TVシリーズとはまるで印象が違う作品になっているらしく、この劇場版はコナンの活躍に焦点を絞った明朗冒険活劇。
なので、劇場版はファンからは総スカン。
まあ、それも何となく納得かな。

後、音楽が酷い。ハラハラドキドキのシーンに流れる明るい音楽に興ざめ。
音楽もTVシリーズとは違う音楽が使用されているらしい。(ちなみにTVシリーズの音楽を担当したのは今やベテランの池辺晋一郎氏)

色々と不完全燃焼。
今度、TVシリーズをレンタルで見てみようかな。

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近大