性愛占星術 SEX味くらべ

劇場公開日:

解説

三人の男たちが、ポルノ・シナリオを書くために女性を追い求め騒動をひきおこす。脚本は「発情痴帯」の山本晋也と「新宿乱れ街 いくまで待って」の曽根中生の共同執筆、監督も同作の曽根中生、撮影は「エロス学園 感度ばつぐん」の萩原憲治がそれぞれ担当。

1978年製作/75分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1978年2月4日

ストーリー

プロデュサー・神田と映画監督・三村、そしてシナリオライター・内野の三人が映画のシナリオを検討するが、なかなか話がまとまらない。内野と三村にせかされて、三人はシナリオを完成するため温泉へ行く事になった。旅館の矩燵で早速原稿を書き始めた内野は、旅館に来る途中思いついた、占星術の話をシナリオに取り入れようとする。その頃、神田と三村はいろいろな所を歩き回るが、話の種はなかなか見つからない。旅館を抜け出した内野は三村と二人で香港のストリップ嬢に会い、話を聞く。そこに神田やストリップの斡旋屋などが加わり、シナリオ執筆はスムーズに進行していった。しかし、女子大生でマゾの冬子が現われ、男たちにからんで騒ぎ始める。翌朝、睡眠不足の神田のところへ、ストリップ嬢の斡旋料請求書が届いた。ケチな神田は斡旋料を支払らわされたため、三村や内野にあたりちらし、シナリオの執筆も進まない。完成しつつある内野の労作も、温泉街に降りしきる雪の中へ、埋もれるかのようであった。

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