真夏の夜の情事 悶え

劇場公開日:

解説

教師に処女を奪われた女子高生が、社会に出てからも彼に献身的につくす姿を描いたロマン・ポルノ。脚本は「犯される」の佐治乾、監督は「あるコールガールの証言 露出」の西村昭五郎、撮影は「暴行切り裂きジャック」の森勝がそれぞれ担当。

1976年製作/72分/日本
配給:日活
劇場公開日:1976年8月11日

ストーリー

妙子、21歳。昼は不動産会社に勤め、夜はパンマとしてホテル街に出入りしている。妙子の夫の島本は、かつて妙子の高校の教師だった男で、妙子と関係したために学校を止めさせられた。その後すぐに会社勤めをしたのだが金を横領して刑務所に入ってしまった。妙子はパンマとなって金を稼ぎ、島本の出所後も面倒をみていた。島本は妙子がパンマをしているのを知っていたが、前科者の自分に職がみつかるわけでもないので、あえて止めさせようとはしなかった。妙子の客にセックスの未熟な倉田という若い男がいるが、彼の急速な成長ぶりに、妙子は客相手で初めて絶頂に達してしまった。申し訳なさそうな顔で、ホテルの外で待っている島本と一緒に帰る妙子。やはり島本を愛しているのだった。一方、その島本は、ふとしたことから隣の未亡人、蘭子と浮気した。妙子のヒモになり下がった自分に嫌気がさしたのか、また妙子を不憫に思ったのか、蘭子とともに部屋を出ていった。一方、配管工の倉田は、修理先の人妻・くみ子に誘われて情事の最中、亭主が戻って来たために亭主を殴って逃げ出した。ところが、くみ子は倉田を強盗傷害として警察に通告、追われる倉田が求めたのは妙子だった。倉田の前に島本に逃げられて消沈している妙子が現われた……。

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