あの感じ

劇場公開日:

解説

セックスの神随を極めようと女体遍歴をする男を主人公にした灰山信の同名小説の映画化。脚本は「淫乱な関係」の大工原正泰、監督は「禁断・制服の悶え」の林功、撮影は「淫乱な関係」の山崎敏郎がそれぞれ相当。

1976年製作/68分/日本
配給:日活
劇場公開日:1976年5月15日

ストーリー

「助平を恥ずるなかれ」を家訓とする谷公平は、ストリップ、ソープランド、ブルー・フィルムとあらゆる性風俗に手を染め、相手も人妻、女子学生、ホステスと食いちらかしているが、助平の奥義を見きわめるために、各階にのぞき室を備えたラブホテルを建てることを決心、好色仲間の建築家・宮田に依頼した。この宮田の事務所にインテリア・デザイナーの真知子という美人がいるが、公平がいくら口説いても彼女のガードは堅い。というのも彼女は、何度かSEXしたことはあるのだが、一度も満足したことがないので不感症ではないかと悩んでいたのだった。一方、公平は宮田のホテルの設計に満足せず、頭の痛い宮田は気分直しにと、公平のお手伝いの順子を抱かせてもらった。しかし順子にセーラー服を着せて興奮しすぎた宮田は腹上死してしまった。宮田の葬式の日、真知子の艶っぽい喪服姿を見た公平は思わず抱きつき、ありとあらゆる巧妙な技術で真知子を攻めたてたため、真知子は、初めて歓喜の絶頂へと登りつめていった……。

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