昼下りの情事 噂の看護婦

劇場公開日:

解説

ある大学病院を舞台に暗闇の中で何者かに犯された看護婦が、犯人を追求していくうちに、医学界の醜い内側が露呈されていく。脚本は「OL日記 密猟 あさる」の久保田圭司、監督も・同作の藤井克彦、撮影は「(秘)女子大生 SEXアルバイト」の森勝がそれぞれ担当。

1974年製作/73分/日本
配給:日活
劇場公開日:1974年3月13日

ストーリー

ある大学病院の看護婦・杉田友美は、ある夜、患者の大井が部屋を抜けだしたのを捜しに外科医局に入ったとき、暗闇の中で、何者かに犯されてしまった。友美は自分の体内に残った精液から、O型の血液の男が犯人と知った。入院患者のうち、友美を犯すことのできる、大井、重松、田坂の三人が浮かんだが、調べた結果、三人の中に犯人はいないことが判明した。一方、友美の恋人で、同じ病院の研修生・並河は、友美が犯されたことを知ってしまい、酔いの中に彼女を忘れようとした。翌日、並河の二日酔の目を覚ますような事件があった。それは木堂助教授の名で、“骨髄腫の冷凍手術法”の論文が医学誌に掲載されているのだ。それは、あきらかに、並河の研究論文と同一のものであった。並河は木堂に抗議するが、軽く一蹴され、さらに口外すれば医学界から追放する、と圧力をかけられた。友美が犯された夜、同じ医局にあった並河のロッカーが荒されていたのを彼女が知ったのは、それから間もなくだった。全てが木堂の仕業だったのだ。やがて、木堂の行為は、友美に暴露され、自滅してしまった。

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