花と蛇 飼育篇

劇場公開日:

解説

大会社の若い社長夫人が、取引きを断られた出入り業者の男に誘拐され辱かしめを受ける姿を描く。脚本は「童貞物語」の掛札昌裕、監督は「花と蛇 地獄篇」の西村昭五郎、撮影は「夢犯」の野田悌男がそれぞれ担当。

1986年製作/73分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1986年3月8日

ストーリー

遠山商事社長の後妻となった25歳の静子は、かつて遠山家の書生をしていた杉本の恋人だった。現在、杉本は遠山商事の顧問弁護士をしており、静子に思いを寄せているのだが、彼女は彼の求めを冷たくはねつけた。遠山家にはやはり25歳で星座まで同じ家政婦の千代がおり、彼女はその境偶の違いに静子を憎んでいた。ある日、都心のホテルへ車でやってきた遠山隆義の前に、ジャンパー姿の田代運送経営者、田代剛史が卑屈に「再契約の件、お考え直しを……」と近づいてきた。冷たく振り払う遠山。数日後、上野の美術館に行った静子は何者かに鳩尾を突かれ、気を失なうと、どこかに連れ去られた。そこは田代運送の倉庫で、静子は縄で天井から吊され、両足は大きく開かれていた。田代はビデオをスタートさせると、静子の股間に剃刀をあてがい剃毛をはじめた。翌朝、再契約の件で田代運送に現われた杉本は、静子のあられもない姿に絶句するが、同時に肉欲の虜となり、彼女を犯そうとする。隙をついて逃げ出した静子は書道の弟子の女高生、美津子に電話をして助けを求めた。静子はたちまち捕ってしまうが、美津子は千代と車で田代運送に向っていた。しかし、田代は美津子に刀を突きつけ、倉庫へ放り込んでしまう。数日後、田代は、ウラビデオを見せると遠山を倉庫に招いた。遠山が入っていくと、股間に筆を入れ、文字を書かされる静子と美津子の姿があった。

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