スキャンティドール 脱ぎたての香り
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スキャンティドール 脱ぎたての香り

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解説

江戸時代から続く下着専門店の娘がランジェリー喫茶を開いて活躍する姿を描く。脚本は周防正行、監督はピンク映画出身の水谷俊之、撮影は長田勇市がそれぞれ担当。

ストーリー

江戸時代から続く女性下着専門店の10代目、矢嶋周吉の娘、亜矢はボーイフレンドの治とランジェリー喫茶をオープンしている。下着姿でコーヒーを運ぶだけなのに、ノーパン喫茶あがりのウェイトレスはトイレで客を取ったりするので、亜矢は新しい娘を募集する。治は青学ギャルのなおみ、父の周吉は白い木綿パンツの小百合を選ぶ。店には物静かな初老の紳士、村松が毎日やって来る。彼は大手の会社で下着の企画をしており、亜矢の下着の考え方に共鳴し、プレゼントをする。その夜、プレゼントの包みにうれしそうな亜矢を、内心おもしろくない治は下着を脱がせて挿入する。激しいフアックのあと、包みを開くと、何と中には、周吉が亜矢の20歳の誕生日にプレゼントしたパンティが入っていた。紳士に思えた村松は、ジョギング中にパンティを狙う泥棒であった。亜矢は自首を勧めるべく、一人で村松の家を訪ねると、彼は動揺の様子もなく、下着を盗む心境とそのコレクションを彼女に見せる。一途に話す村松のペースに亜矢は引き込まれ、やがて二人は結ばれるのだが、それはスキャンティ越しで、決して裸で交ることはなかった。その日から、村松の不思議な魅力に引かれた亜矢は、父の大切な下着を金庫から持ち出しては彼の前ではいてみせる。その日も、ランジェリーを紙袋につめた亜矢が村松の家に向うと、そこは大勢の人垣に囲まれていた。村松は下着泥棒の現行犯で逮捕されたのだ。家の中に入ると、机の上に「ありがとう僕のスキャンティドール」と置き手紙がある。それを読んだ亜矢は、一人の女性として見てくれなかったことに悲しみを覚え、涙がとめどなく流れてくるのだった。...

スタッフ

監督
脚本
周防正行
企画
栗原いそみ
プロデューサー
海野義幸
撮影
長田勇市
美術
細石照美
種田陽平
音楽
坂口博樹
録音
ニューメグロスタジオ
照明
長田達也
編集
鈴木歓
助監督
周防正行
スチール
目黒祐司

キャスト

作品データ

製作年 1984年
製作国 日本
配給 にっかつ
上映時間 55分

提供:株式会社キネマ旬報社

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