宇能鴻一郎の濡れて学ぶ

劇場公開日:

解説

セックスアルバイトに明け暮れる女子大生の姿を描く。宇能鴻一郎の原作の映画化で、脚本は「聖子の太股 ザ・チアガール」の金子修介、監督は「お姉さんの太股」の鈴木潤一、撮影は「ピンクのカーテン3」の野田悌男がそれぞれ担当。

1983年製作/66分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1983年6月10日

ストーリー

道玄坂大学の二年生、桜かおりは“ほとんどビョーキコーポレーション”というところでアルバイトをしている。その朝も、満員電車の中で痴漢を希望する中年のオジサンの相手をしていた。落第しそうなかおりは、赤松助教授にお色気で迫るが、ぜんぜん通じないみたい。そんなかおりにも、大学に一人、憧れの先輩がいる。その青年は青田三四郎といい、大学駅伝の選手で、オリンピックを目指している。ある午後、青田先輩の練習コースで待ちぶせしていたかおりは、やって来た彼と並んで走った。ラブホテル街にさしかかり、かおりは何度もモーションをかけるが、青田はそのまま走っていってしまう。翌日、誕生日だったかおりの部屋に赤松先生がやって来た。でも先生は難しい話をするばかり。やっとかおりの挑発に気づいた先生は彼女の上にのしかかる。バイト先の山本社長は、彼女たちのことを人類を救う愛の戦士と呼んでいるが、かおりも、お金のためばかりじゃなく、社長の思想に共鳴している。そして、仲間の咲子や桃子と赤フン・ディスコのダンサーの仕事をすることになった。その店に、赤松先生がやってきて、翌日からは、学校を辞めて、呼び込みになってしまい、とてもイキイキと働きだした。次の仕事は林での強姦ゴッコ。お客がかおりを強姦しようとしているところへ、偶然、青田先輩が通りかかり、そのお客をやっつけてしまう。かおりは、これを仕事と言いそびれてしまったが、先輩とはやっと結ばれることが出来た。ところが、青田先輩は結婚しようなんて言いだし、かおりは逃げることにした。しかし、ルンルン気分でセックスをエンジョイしていたかおりも、田舎の父に呼び戻されてしまうのだった。

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