宇能鴻一郎の姉妹理容室

劇場公開日:

解説

下町で床屋を営む美人姉妹のセックスライフを描くピンクコメディ。宇能鴻一郎の原作の映画化で脚本は「襲われる女教師」の桂千穂と「俗物図鑑」の内藤誠の共同執筆、監督は「聖子の太股 女湯小町」の中原俊、撮影は「絶頂姉妹 堕ちる」の森勝がそれぞれ担当。

1983年製作/69分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1983年2月25日

ストーリー

露木三津枝は、高校を卒業すると、東京の下町で理容室「バーバーラビット」を経営する姉の一美と義兄の保を訪ねて上京し、店の手伝いをしている。やり手の姉は保をアゴでこき使いながらも、夜になると、激しく体を求め、隣室で眠っているバージンの三津枝はたまらない。店の方は、美人姉妹のお尻や胸をさわろうと、お客はいつもいっぱいだ。一美姉さんは仕事に精を出す一方、テレビの料理番組の先生、谷間新吾に夢中で、スタジオに日参しており、先生は番組アシスタントののり子とも関係があって、熾烈な三角関係を繰り広げている。三角関係に気づいた美津枝は、新吾に接近するが、逆に誘惑されそうになり、バージンを大切にとあわてて逃げだした。ある日、美津枝が一人で店の番をしていると、姉さんを目当ての安井さんが散髪にやって来て、見合いなのですぐにやってほしいと言う。見習いの三津枝はおっかなびっくり刈りはじめるが、左右がそろわず、どんどん短くなって、しまいにはモヒカン刈りみたいになってしまった。眠っていた安井さんは、頭に気づくと、怒りだし、体で返せと三津枝に迫り、散髪台でバージンを奪われてしまう。そこへ義兄さんがやって来たので、安井さんは逃げてしまい、後からやって来た姉は、乱れた三津枝の姿と義兄の関係を誤解して、家を飛び出していく。三津枝は、姉が新吾先生のマンションに向ったと見当をつけて後を追った。その頃マンションでは先生とのり子が行為中で、そこへ女二人が飛び込んで来たから大騒ぎとなってしまう。翌日、お店では何事もなかったように姉夫婦が働いていた。

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