情婦はセーラー服

劇場公開日:

解説

東京のヤクザに戦いを挑む九州のヤクザの跡取り娘の活躍を描く。中堂利夫の原作の映画化で、脚本は竹山洋、監督は「宇能鴻一郎の開いて写して」の西村昭五郎、撮影は「鳴呼!おんなたち 猥歌」の山崎善弘がそれぞれ担当。

1981年製作/65分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1981年11月13日

ストーリー

鹿児島の女高生・伊集院明子は、高校の先生、誠と東京に駆け落ちした。しかし、着いたとたん、関東桜会・中里組の女組長万里子に、誠が誘拐された。占いの先生に、この日会う青年が夫になる運命と言われたのだ。お金のない明子は、食い逃げするつもりでラーメンをすすっていると、着流しスタイルでキメた金造が現れ、彼女の話に同情して、とりあえずひきとることした。金造は「指圧・マッサージ・すみれ会」という看板の、いわゆる出張売春のヒモで、エミとチーコの二人を面倒見ているが、高倉健に憧れるトンマなチンピラにすぎない。金造は誠を救出するため万里子のマンションに向うが、彼女が中里組の女組長と知り、すごすごと退散、エミとチーコの罵倒を浴びる。一方、誠はシャブを打たれ、万里子のセックスのオモチャにされていた。二人に馬鹿にされた金造は再度、万里子の所に殴り込むが、万里子はその勇気に惚れ込み、誠を放り出すと、金造をセックスの相手にした。誠は戻ったが、エミとチーコは金属バットで武装して金造救出に向った。明子の血が騒いだ。実は、明子は九州のヤクザの跡取り娘で、若頭の風間と結婚するのが嫌で家出したのだ。明子は父に電話をして、風間の応援を頼んだ。疾風のように現れた風間は、金造、エミ、チーコをアッという間に救出した。明子の気持は決まっていた。風間に惚れなおしたのである。エミ、チーコ、金造に見送られ、車で出発する二人。風間が「もう逃げるなよ」と言うと、明子もコックリと頷くのだった。

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