ピアニスト(1991)

劇場公開日:

解説

アン・アイルランドの小説A Certain Mr. Takahashiをもとに、正反対の性格の姉妹が同時にひとりの日本人ピアニストを愛したことから、少女から大人の女へ成長する姿を描いたドラマ。監督・脚本は「ケニー」のクロード・ガニオン、製作は「ブリザード」のユリ・ヨシムラ・ガニオンとクロード・ガニオン、エグゼクティヴ・プロデューサーはユリコ・マツバラ、撮影はシルヴァン・ブロウル、音楽はアンドレ・ガニオンが担当。

1991年製作/日本・フランス合作
原題:The Pianist
配給:アスキー映画
劇場公開日:1992年6月27日

ストーリー

静かなトロント郊外の住宅地に住むコレット(マーシャ・グレノン)とジーン(ゲイル・トラヴァース)姉妹の隣りに、世界的に有名な日本人ピアニスト、ヨシ・高橋(奥田瑛二)が越してきた。彼に憧れる2人はコンサートに出かけたり、雪の日に道で待ち伏せしたり、なんとか彼に近づこうとする。ある日彼の家を訪れるチャンスをつかんだ2人は夢心地で彼と話をするが、その後すぐにヨシは引っ越すことになっていた。別れの前に、2人はヨシのコンサートが開かれるモントリオールに行き、彼の部屋に泊めてもらう。ヨシが去ってからも彼への思いが募り、ジーンはチェロの勉強を口実にニューヨークへ行きヨシとの再会を狙っていた。しかしある日ディスコでヨシと親しげに踊るコレットの姿を見つけ、失望した彼女はニューヨークを去る。ヴァンクーヴァーで再会した時、コレットはヨシとの関係を終わらせたことをジーンに告げる。偶然ヴァンクーヴァーを訪れたヨシと2人そろって再会し、ジーンも清々しくヨシとの別れを決意するのだった。

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