寡婦の舞

劇場公開日:

解説

ソウル下層社会の女たちのなりふり構わず必死に生き抜く姿を、強烈なタッチで描く悲喜劇。原作は、共同脚本も担当した李東哲の『五人の寡婦』。共同脚本と監督は、「馬鹿宣言」「旅人は休まない」の李長鎬。ほかに共同脚本を林辰沢が担当。

1984年製作/韓国
原題:Widow Dancing
配給:クリエイティブ・アクションズ発見の会
劇場公開日:1985年9月20日

ストーリー

日本人の男に捨てられた若い韓国女性(朴元淑)が、子供を貧しい兄夫婦に預けて結婚相談所に行く。そこは結婚詐欺を専門に扱う所だったが、彼女はここを利用して、在日韓国人の大金持ちの未亡人という触れこみで大いに結婚詐欺を働いた。しかし警察に感付かれて所長共々逮捕される。一方、彼女の子供を預かった道路掃除人の兄は、仕事の最中に事故死してしまった。残された妻は便所掃除の仕事をしながら子供を育てる。刑務所から出てきた例の女性は、子持ちの男と再婚し自分の子供を引き取るが、今度はインチキ教会に出入りして献金を続けた。夫はあきれ離婚して去る。へこたれない彼女はある日、雪の路上で倒れている妊婦と出会い、その女を義姉の家へ連れていって子供を産ませてやった。寡婦同士、皆で頑張っていこうというのだ。

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