戦国水滸伝 嵐を呼ぶ必殺剣

解説

元朝末期を舞台にした時代劇で、封切りでは日本語版が公開された。監督は製作を兼ねた高宝樹。主演は、日本ではジミー・ウォングと呼ばれる王羽。

1971年製作/台湾
原題:The Desperate Chase 追命槍

ストーリー

命取りの追命槍という因縁の名槍を持つ槍の名人ルー(王羽)は、反元の義士名簿を竹筒に納めて金沙の町まで運ぼうとする乞食と、彼を助ける宿の女主人ファン(チャオ・チャオ)を救った。その名簿は漢民族の志士夫妻が殺される寸前、乞食に託したものだ。ファンは金沙まで同行してくれるルーに好意を抱いたが、彼女の男友達マーは、ルーの槍を見て自分の父親を殺した恨みの槍と知りルーに斬りつけた。ルーは重傷を負い傷は次第に悪化していく。ようやくルーが父親の死に関して無実だと知ったマーは、秘薬でルーの傷を癒した。再起したルーは追命槍を駆使して追手を全滅させ、鉄鎖の達人と一騎打ちしてそれを討ち取るが、彼もまたファンの腕の中で息絶えていく。

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