クウレ・ワムペ
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クウレ・ワムペ

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解説

ドイツ最初のプロレタリア映画で、「三文オペラ」のベルト・ブレヒトが主になって製作したもの。原作もブレヒトがオットワルトと共同して当り、監督はテオドル・デュドウで、撮影は「最後の中隊」「プラーグの大学生(1926)」のギュンター・クランプの担任。主役は「制服の処女(1931)」のヘルタ・ティーレと「三文オペラ」のエルンスト・ブッシュで、マルタ・ウォルター、アドルフ・フィッシェル、マックス・サポルツキ、リリ・シェーンブロン等が共演し、多くのプロレタリア芸術団隊が応援している。

ストーリー

アニーの一家は失業しています。怠け者の父と貪欲な母とは何時も口争いばかりしています。気の弱い兄は一家の空気と自分の無力とに耐え兼ねて窓から飛び降りてしまいました。部屋の追立て。執達吏。貧困は容赦なくアニーの一家を攻め立てます。アニーは恋人のフリッツと相談してベルリンの郊外にあるテント村クーレ・ワムペに家を移す事に決めました。春。クーレ・ワムペの森には緑が萌え立ち凍った空気は膨らみ出しました。若いアニーとフリッツとは遂に過ちを犯してしまいました。そして宇宙に溢れる若い生命がアニーの体に宿ります。婚約披露会。テント村の人々はアニーの家に集まって時ならぬ御馳走に大騒ぎです。嬉しそうなアニーに引きかえてフリッツは六ヅケ敷い顔をしています。若い彼はまだ自由が欲しいのです。それにアニー一家に対する経済的の負担。フリッツの心を知ったアニーは憤然として家を出てしまいます。ひしがれた彼女の心を力強く慰めてくれるのは友達のゲルダです。彼女はアニーにも仕事を探してやります。そして来週行われる大運動会に彼女を誘います。労働者の大運動会。彼等は僅かな収入を節約してボートを買い、オートバイを求めて体を鍛えます。その一年一度の運動会です。若者のみの知る健康と団結の喜び。彼等は思うまま歌い、跳ね廻ります。この健康な集団はアニーに煩悶も打破ってくれます。彼女は友のゲルダと一緒に顔を輝かしています。華やかな夕陽と共に会の終った時、アニーはフリッツに逢いました。彼も今は失業して失意の中にアニーの帰りを待っていたのでした。「お前の方が正しかったのだよ」とフリッツはアニーをかえり見て申します。男と女の小さな不幸や感情の行き違いがスポーツの熱情の前に氷解したのです。楽しく疲れた一行は嬉々とさざめきながら家路に戻って行きます。「この世が厭な者は誰だ?」ゲルダが叫びます。金がなくても失業はしても強い若者には人生が楽しいのです。...

作品データ

原題 Kuhle Wampe
製作年 1932年
製作国 ドイツ

提供:株式会社キネマ旬報社

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