或る女の手記
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或る女の手記

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解説

久し振りのメニケリ映画。例に依って染調色の美しさは素晴らしいものである。筋は、或女の不遇な一生を、その女の手記に従って写実的に展開したもの。(無声、全四篇)

ストーリー

或る傷つきたる女の懐にあった手記と、其の女に附添い来た老婆の語りとに依って一場の悲劇が綴られている。其の女は母親を失って女学校を退いてから、或伯爵夫人の家へ寄寓して居る中、其処の子息と相愛の仲となった。そして二人の間には子迄出来たのであったが厳格な夫人の怒りに触れ彼女を親切ごかしに救って我物にしようとした或男は、やがて、彼女が始めは伯爵の子息に対して復讐の念を持って居たのが漸次愛着の念に変わり行くのを見て、嫉妬の余り伯爵の子息と及び今は里子にやられてある彼等の子供とを亡き者たらしめんと策略をめぐらした、その悪策を看破した時、女は思い余って男を射殺せんとした弾丸は却って己れに命中し、遂に短き一生を終わったのであった。...

作品データ

原題 A Woman's Story
製作国 イタリア

提供:株式会社キネマ旬報社

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