鉄腕マチステ

劇場公開日:

解説

ロベルト・ジャンヴィティとフランチェスコ・スカルダマグリアの共同シナリオをミケーレ・ルーポが演出した歴史スペクタクルドラマ。撮影はグリエルモ・マンコーリ、音楽はフランチェスコ・デ・マージが担当した。出演者は「マチステ」のマーク・フォレスト、ホゼ・グレチ、ジュリアーノ・ジェンマ、ミンモ・パルマラ等。イーストマンカラー・テクニスコープ。

1963年製作/イタリア
原題:Maciste, L'eroe Piu' Grande Del Mondo
配給:東和
劇場公開日:1964年2月28日

ストーリー

紀元前二世紀。ネフェル王国は平和であったが、隣国から戦争をしかけられ敗れた。殺された王の弟ペルガソは隣国のモラケブのいいなりで暴政を振っていた。王にはレジア(ホゼ・グレチ)という娘がいた。王女は毎年行われる戦車競技の勝利者を夫とし、王国を継ぐことになっていたが王女は自ら競技に出、敗れたことがなかった。国境に住むマチステ(マーク・フォレスト)とクサンドロス(ジュリアーノ・ジェンマ)はネフェル王国の奪還を誓っていた。クサンドロスはケリマという女を愛していたが、彼は女にすすめられて競技に出ることにした。ペルガソはレジア王女がケリマという名で街に出て恋する男があると知り、刺客に命令してクサンドロスに傷を負わせた。戦車競技の当日、クサンドロスに代ってマチステが出、見事に勝利を収めた。二人の協力者貴族のエバンドロとアルチェオら、王国の勇士の一隊はネフェル王国再建のため、マチステに協力、モラケブを倒した。ネフェル国の勇士の顔に久しく絶えた喜びの色が満ちた。クサンドロスとレジアは結ばれた。

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