大音楽会

劇場公開日:

解説

モスコウのボリショイ劇場(国立アカデミー大劇場)創立百七十五年を記念して作られた色彩音楽映画で、製作と監督は「夜明け」の助監督ヴェラ・ストローエワ、脚本はY・マキシーメンコ、撮影はミハイル・ギンジンとウラジミール・ニコラエフ、音楽は「シベリヤ物語」のニコライ・クリューコフの担当。出演者は歌劇指揮者のニコライ・ゴロワーノフ、バレー音楽の指揮者ニリー・ファイエル、歌劇歌手のイフゲニア・スモーレンスカヤ、マリヤ・ズヴェズジーナ、マリヤ・マクサーコフ、ヴェラ・ダヴィドウ、イワン・コズロフスキイら、それにバレーの踊り手ガリーナ・ウラーノワ、マリヤ・セミョーノワ等。

1951年製作/ソ連
原題:The Great Concert
配給:松竹
劇場公開日:1953年8月9日

ストーリー

あるコルホーズの観劇隊がモスクワを訪れ、ボリショイ劇場でボロジンの歌劇「イゴール公」を総見した。その年の秋、こんどは大劇場の芸術家の一行がコルホーズの人たちに招待されて田舎の祭にやって来た。その折ナターシャ(M・ズグェズジーナ)は美声を認められてモスクワに行き、音楽院に入学した。ある日、学生たちはバレエ「白鳥の湖」を見学し、ついでプロコフィエフ作曲のバレエ「ロミオとジュリエット」を見た。またグリンカの歌劇「イワン・スサーニン」の一部も上演された。やがて学生たちは音楽院を巣立つ時が来た。卒業記念音楽会にはボリショイ・テアトルの大合唱「祖国の歌」がはなむけとなった。

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