勇敢なる人々

劇場公開日:

解説

ドイツ侵入軍に対するソ連人のレジスタンスを題材にした色彩映画一九五〇年度作品。ニコライ・エルドマンとV・ウォーリピンの協同脚本をコンスタンチン・ユージンが監督し、「十月のレーニン」のイーゴリ・ゲレインが撮影、A・スパダヴェッキアが音楽を担当している。主演は「若い親衛隊」のS・グールゾで、以下、アレクセイ・グリーボフ、T・チェルノーワらが出演。

1950年製作/ソ連
原題:The Brave People
配給:北星映画
劇場公開日:1952年4月16日

ストーリー

北コーカサスのある馬匹飼育場での出来事。ヤースナヤという優秀な牝馬が仔を生んで死んでしまったあと、監督のウォロノフ(アレクセイ・グリーボフ)、その孫娘ナージャ(T・チェルノーワ)、調教師ワーシャ(S・グールゾ)は仔馬ブヤンの育成に精魂をかたむけた。二年後、ブヤンは牧場の誇る名馬に仕上り、この間にワーシャとナージャの間には恋が芽生えた。処が同じ牧場でワーシャの先輩に当るベレッキイ(O・ソーリュス)もナージャに言いより、しかも彼はブヤンを自分の持馬にしたがっていた。一九四一年六月独軍が侵入し、牧場も東部へ疎開することになった。ベレッキイは実はナチのスパイで、独落下傘部隊の誘導を企画、この情報を得た牧場側は、独軍を湖中におびきよせ撃滅した。しかし生き残りの敵兵はベレッキイと連絡、ブヤンを奪ってしまった。ワーシャはブヤンを探すうちベレッキイに射たれたが、力をしぼってブヤンを取りかえし、ドイツ軍人に変装した。敵軍は敗走をはじめ、パルティザン達はその南下を待ちうけてトンネルを爆破しようとした。しかしその列車にベレッキイに捕われたナージャが乗っていることを知ったワーシャは、ブヤンを騙って急行、決死の活躍の末ナージャを救出した。

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