春の凱歌

劇場公開日:

解説

「血痕」のジャン・ドレヴィルが監督した一九四四年映画で「うるさがた」(近く公開)のノエル・ノエルが自ら脚本台詞を書き、主演している。撮影はポール・コトレ、音楽は「血痕」のルネ・クロエレック。ノエル・ノエルの他、「密告(1943)」のミシュリーヌ・フランセイ以下マルグリット・デュクレ、ジョルジュ・ビスコらが助演。なお、劇中『木の十字架少年合唱団』がコーラスを奏する。

1944年製作/フランス
原題:La Cage Aux Rossignols
配給:新外映=東宝
劇場公開日:1951年5月30日

ストーリー

クレマン・マチエ(ノエル・ノエル)は自作の小説「うぐいすの篭」を出版しようと持ち歩くが、恋人マルチーヌ(M・フランセエ)の声援にも拘らずものにならない。彼の友人レイモン(G・ビスコ)は新聞社に勤めて、独断でこの小説も紙上にのせてしまった。さてその小説はクレマンが少年看護所の舎監となった体験記であった。彼は院長の厳罰主義のためすっかりイジケてしまっている子供達の心を和めようと、辛抱強い努力を重ねる。子供のいとこマルチーヌの愛にも励まされて、彼は子供の合唱隊を組織した。これが成功して子供達はすっかり甦った。少年合唱団は評判となり、院長は昇進の口実を得てパリに出た彼の留守、落雷で寄宿舎が焼けた。この時クレマンは校則を破って子供達をピクニックに連れて出ていたので死傷者はなかったが、院長は規則をタテにとって彼を首にした。--田舎の家へ引こんでしまったクレマンの許へ、レイモンドは小説の大成功を知らせた。子供達の合唱に祝福されつつ、やがてクレマンとマルチーヌの結婚式が行われることになった。

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