私は誘拐されたい

劇場公開日:

解説

ライオネル・ホワイトの『強奪者たち』をヒューバート・コーンフィールドとロバート・フィッペニーが脚色、テレビ出身のヒューバート・コーンフィールドが製作・監督した。撮影はウィリー・クラント、音楽はモダン・ジャズを生かしてスタンリー・マイヤーズが担当している。出演は「禁じられた情事の森」のマーロン・ブランド、「大将軍」のリチャード・ブーン、「肉体のすきま風」のリタ・モレノ、「首のない馬」のパメラ・フランクリン「トプカピ」のジェス・ハーン、「シャレード」のジャック・マラン、他にジェラール・ビュアー、ヒューグ・ワナーなど。

1968年製作/93分/イギリス
原題:The Night of The Following Day
配給:ユニヴァーサル
劇場公開日:1969年12月14日

ストーリー

巨大なジェット機がパリのオルリー空港に近づいている。客席で、うとうとと眠っていた少女(P・フランクリン)は、ふと目をさます。おかしな夢をみた--大富豪デュポン家の令嬢である彼女は、空港で運転手バッド(M・ブランド)の出迎えを受ける。しばらく走ると、男二人、女一人が乗りこんできた。彼らは“横目”といわれる初老の男、中年のウォリー、そして彼の妹で、バッドの情婦でブロンドのバイ(R・モレノ)らである。三人はバッドと組んだ誘拐者だった。金持娘を監禁し、身代金を取ろうというのだ。父親に電話し緊張の時が続く。そして四人の、少女に示す態度は、徐々に露骨になっていく。バッドは少女に優しいが、それをバイが嫉妬する。初老の男“横目”は少女に、いたずらをしかける……。やがてデュポン氏から身代金を受取る日、計画は筋書き通り進んだが、最後のところでキャフェの主人に怪しまれ撃ちあいとなった。ウォリーが負傷し、バイとバッドは彼を助けて海岸をつっ走る。その時“横目”の銃が火を吹き、バイは即死。その横目をバッドは射った。そして彼の鞄をとり、少女を監禁してある別荘に走った。だが無残にも彼女は虐待され瀕死の状態。そして裸体で吊るされている。“横目”のしわざだ。そっとおろしてやったバッドの前で少女は息絶えていった--これが夢の終りだった。ジェット機の中で、「ベルトを締めて下さい」というスチュワーデスの声。空港に着いたとき、出迎えたのは、運転手のバッドだった。

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