先生(1967)

劇場公開日:

解説

実際に起った事件をもとにかいたシモーヌとジャンのコルネック姉弟の原作をアンドレ・カイヤットとアルマン・ジャモが脚色、「シンデレラの罠」のアンドレ・カイヤットが監督した。撮影はクリスチャン・マトラ、音楽はジャック・ブレルが担当。出演はシャンソン歌手ジャック・ブレル、「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァ、デルフィーヌ・デシュー、ナタリー・ネルなど。

1967年製作/フランス
原題:Les Risques du Metier
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1969年4月5日

ストーリー

田舎の小さな学校で教師をしているドゥーセ(J・ブレル)は、ある日生徒からライターを贈られた。が、贈り主は誰だかわからない。ドゥーセの妻スザンヌ(E・リバ)は夫と一緒に学校で先生をやっていた。彼女は近所の奥さんから女生徒カトリーヌがドゥーセに恋をしており、ライターの贈り主も彼女に違いないと聞かされた。翌日ドゥーセは、近頃態度がおかしくなったカトリーヌを残し、真相をただした。彼女の鞄の中からドゥーセの海水パンツ姿の写真が出てきた。彼はカトリーヌを叱った。泣きながら帰宅したカトリーヌに両親がたずねると、彼女はなんと、ドゥーセに強姦されそうになったと訴えた。カトリーヌの両親は、ドゥーセを強姦未遂罪によって訴え、彼は、無実を主張したが拘置された。警察が証人を訊問していくうちに、ドゥーセはエレーヌともデートしていたらしいことがわかった。実はその時エレーヌはポルトガル人の少年と会っていたのだが厳格な父の怒りがこわくて、エレーヌはドゥーセと一緒にいたと証言した。さらにジョゼットもドゥーセに犯されたと訴えた。彼女はカトリーヌやエレーヌが犯され、自分が犯されないのは口惜しいと嘘を言ったのだった。夫の無実を信じているスザンヌは、村中の人人に聞いてまわったが、誰一人、夫の無罪を証明してくれる人がいなかった。そして、ついに現場検証の日がきた。ドゥーセにとっては真実をときあかす最後のチャンスだった。その日の再現が行なわれた。が、三人とも、もともと犯かされたことなどない少女である。ドゥーセの行動に驚き、泣きだしてしまった。このことからドゥーセの無罪は証明された。

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