荒野の10万ドル
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荒野の10万ドル

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解説

「荒野の棺桶」にひきつづき、日本語版にふきかえたイタリア西部劇。監督はアルベルト・デ・マルティーノ、脚本は「5匹の用心棒」のアルフォンソ・バルカザールとジョヴァンニ・シモネリが共同執筆し、撮影はフェデリコ・ララーヤで、音楽は「夕陽のガンマン」の当り屋エンニオ・モリコーネがブルーノ・ニコライと共に担当している。また、主題歌はカンツオーネの第一人者ボビー・ソロがうたっている。出演者は、「豪勇ペルシウス大反撃」のリチャード・ハリソン、「続荒野の1ドル銀貨」のフェルナンド・サンチョ「エル・シド」のマッシモ・セラートなどで、他にダニエラ・ビアンキの妹エレオノーラ・ビアンキが出演している。テクニカラー・テクニスコープ。

ストーリー

メキシコ国境に近いクライマー牧場は、牧草地として有名だった。主人のクライマーは兵役に服し、妻のローザと息子のショーンが留守を守っていた。かねてから、この一帯を狙っていたトム(ジョン・バラクーダ)三兄弟は、クライマーが戦死という噂をきくや、ローザを殺し、罪をインデアンにきせた。そして七年が過ぎた。今ではほとんどが、トムの支配下にあり、彼は近々、メキシコ軍の将軍と十万ドルの取引きをすることになっていた。ある日リンゴーと名乗る流れ者が町にやって来た。彼の早射ちはものすごかった。そのうえ、七年前に戦死したクライマーではないか、という囁きまであった。トムは弟デインにリンゴーの暗殺を命じた。リンゴーはクライマー牧場を訪れていた。そこには、クライマーの遺児ショーンと美しいインデアン娘オニーダ、そして召使いのホセがいた。ショーンは父親の顔を知らずに育ったが、リンゴーを見て父と思いこんだ様子だった。リンゴーはそれを否定しなかった。そこへ、デインたちが襲って来た。リンゴーの早射ちに追いかえされたが、ホセが死んだ。リンゴーはオニーダのインデアン集落まで二人を送り届け町に引き返した。そこで偶然、町にやって来た賞金稼ぎのチャック(フェルナンド・サンチョ)を仲間にして、トムを捕えた。リンゴーは、トムを人質にして、武器を奪おうとする将軍に五千ドルでやとわれていたのだ。これを知った少年ショーンの心は痛んだ。それをオニーダから聞かされたリンゴーは、インデアン集落に行き、酋長に、トム一味を倒すことの兵力を頼んだ。その間に、トムは救出され、メキシコ軍を皆殺しにした。そして、メキシコ軍が武器購入に持って来たはずの十万ドルを奪おうと、必死に探し廻っていた。そして、もう一人、チャックも十万ドルを狙っていた。リンゴーは、密かに町にとってかえすと、チャックと二人でトムに戦いを挑んだ。しかし多勢に無勢二人が危くなった時、インデアンの一隊が突撃して来た。リンゴーはトムを追いつめて倒した。谷間に静寂が訪れた時、ショーンを息子として育てる決心をしたリンゴーとオニーダ、父との新しい生活に胸をふくらませる少年の姿があった。...

作品データ

原題 100,000 Dollari Per Ringo
製作年 1966年
製作国 イタリア
配給 大映

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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