077連続危機

劇場公開日:

解説

アルパド・ド・リソ、ニコ・スコラロ、サンドロ・コンティネンツァ、レオナルド・マルティンの共同になる原作・脚色を「007地獄のカクテル」のテレンス・ハサウエィが監督したスパイ・アクション。撮影はコンビのホアン・フリオ・バエナ、音楽はピエロ・ピッチオーニが担当した。出演は「007地獄のカクテル」のケン・クラーク、マーガレット・リー、フィリッペ・ヘルセント、フェルナンド・サンチョほか。テクニカラー、テクニスコープ。

1966年製作/イタリア・フランス合作
原題:Agent 077, Fury on the Bospherus
配給:NIC
劇場公開日:1967年7月6日

ストーリー

休暇を楽しんでいたCIAの秘密諜報部員マロイ(K・クラーク)は、部長のヘストン(H・ヘルセント)から、物理学者のクルツ教授が、ブラック・リリ一団に誘拐されたらしいからすぐ帰るようにとの電話をうけた。教授は、自分が発見した新放射線の研究資料が狙われているのを知って、それをバーマンという男に預け、半分にした銀貨の一片を友人のプレンジャーに渡し、もしもの時はプレンジャーに受け取りに行くようにとたのんでいた。そのプレンジャーから連絡があったのである。指定された場所にマロイは出かけたが、話す間もなくプレンジャーは、尾行してきた男に殺害されてしまった。マロイはすかさずポケットから半片の銀貨を取り、すぐにバーマンを訪れ、研究資料を手に入れた。が、ブラック・リリー団の追跡をうけ、近くにあった競売用の小物入れの中に隠した。その夜、マロイは、小物入れを競売でおとしたドロレスという女の家に侵入したが、研究資料はすでにドロレスの手中にあった。そこで再びブラック・リリー団に襲われたマロイは、導かれるままドロレスの別荘に逃げのび、共に一夜を明かした。翌朝、またやって来たブラック・リリー団にマロイはあらかじめ用意した偽物を渡し、本物はアメリカ本国に送った。一方、監禁されたクルツ教授は、娘ロミーの命をたてに、どんな物体をも抹殺してしまうという、おそるべき電子銃の製作を強要されていた。探りに行きつかまった女諜報部員エヴェリン(M・リー)を追って、マロイはブラック・リリーの本部に侵入し、隠し持った通信機でCIA本部に連絡した。その時、電子銃をソ連に持ち去ろうとするロミーの婚約者のボリスたちが押し入って来た。すきをみてボリスを倒す。ボスは逃げるが、マロイのめざましい活躍により、撲滅されてしまった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く