盗みのテクニック

劇場公開日:

解説

ニコラス・ジェスネルが脚本・監督した。撮影はクロード・ルコント、音楽はジョルジュ・ガルヴァランツが担当した。出演はクロード・リッシュ、「素晴らしき男」のジーン・セバーグ、「大冒険マルコ・ポーロ」のエルザ・マルティネッリ、ピエール・ヴェルニエなど。製作はギイ・ラクール。

1965年製作/フランス・西ドイツ・イタリア合作
原題:Diamond Billiards
配給:東京第一フィルム
劇場公開日:1966年12月17日

ストーリー

ベルナール(C・リッチ)はジュネーブの銀行で働いていたが、薄給でうだつがあがらず親友でビリヤード屋の支配人をやっているロジェ(P・ベルニエ)と組んで、一発ボロいことをやろうと考えていた。ベルナールにはジュリエット(E・マルチネリ)というチャーミングな小学校教師をしている恋人がいて、彼はジュリエットとの結婚を夢みていた。あれこれ計画を練っていたある日、ベルナールはベティナ(J・セバーグ)というたいへん魅力的な女性と知り合った。彼女は国際犯罪グループの首領マダム・ブランダンを母親にもつ、女盗賊であった。ベルナールは名案を思いついた。自分の計画している仕事をこのグループに一任しそのあとで、盗品を全部いただこうというもの。狙いはロジェのビリヤード屋の階下にある宝石店で、時価十億フランという莫大な宝石類である。その手段として市内の五つの銀行に自動的に鳴る警報装置をとりつけた。それを犯行時間に鳴らして警察力を銀行に集中させ、その間に宝石を盗むのだ。用意万端整った真夜中、計画は実行された。ベルナールは計画通り、泥棒グループの裏をかいて宝石をせしめ、玉突き台のポケットにそれを隠した。だがベティナは素早く、ベルナールの仕業と感づき、色仕掛けで宝石の隠し場所を聞き出した。さてベルナールたちと泥棒グループの玉突き台をめぐって争いが展開した。結局ベルナールの作戦が効を奏し、彼とロジェとジュリエットの三人が獲物を山分けすることになった。

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