アトランティス征服

劇場公開日:

解説

ローマ神話からアルキバルド・ゾウンズ・ジュニアがストーリーを書き、アレッサンドロ・コンティネンツァ、ヴィットリオ・コッタファヴィ、ドゥッチョ・テッサリら三人が共同で脚色、ヴィットリオ・コッタファヴィが監督した歴史アクション。撮影はカルロ・カルリーニ、音楽はジーノ・マリヌッツィが担当した。出演は、レグ・パーク、「真昼の欲情」のフェイ・スペイン、エットレ・マンニ、ルチアーノ・マリン、ローラ・アルティアン、マリオ・ペトリなど。製作はアキーレ・ピアッツイ。テクニカラー・テクニラマ。

1965年製作/イタリア・フランス合作
原題:Herucules Conquers Atlantis
配給:コロムビア
劇場公開日:1966年1月26日

ストーリー

ギリシャを目指して、海の彼方から死と破壊をもたらす不思議な力を持った未知の大軍が押し寄せて来た。ギリシャ諸国のうち、テーべの王アンドロクレス(E・マンニ)だけが、ヘラクレス(R・パーク)を伴い、船を出してたち向うことにした。航海の途中何回となく不思議な出来事が一行を襲った。ために海の男たちは暴動を起しヘラクレスは彼等を荒れたある海岸に置いて船を出した。混乱の中で、王は不思議な力を持つ男たちに捕えられ、ある領土に連れ去られた。一方ヘラクレスは若い娘イスメーネを救った。母親アンティニア女王(F・スペイン)の心に逆らって彼女の命令で殺されるところだった。彼はアトランティス島のアンティニアの宮殿を訪れた。驚いたことに、そこにアンドロクレス王が幽閉されていた。彼は機会をみて王を救い出した。やがてヘラクレスはアトランティスの秘密を知った。聖なる山の奥深く“ウラナスの血”が隠されている。それは人間や物や魂や肉体に恐ろしい力を与える神秘の血だった。アンティニアはその使い方を知り世界を征服しようとしていたのだ。老僧ゼニスは魔力を解く、ただ一つの方法をヘラクレスにおしえた。太陽の光だと。ヘラクレスが宮殿にもどってみると、囚人たちが皆殺しにされていた。そこヘアンティニアの忠実な戦士たちが現われた。無表情な同じような顔だ。ヘラクレスは死力をつくして闘った。はやく血の魔力をとかなければ……。ヘラクレスは怪力で山を割った。太陽が“ウラナス”の血に射し込み、アトランティスは轟音をあげて崩れた。一瞬海に飛びこんだヘラクレスは王たちの待つ船に泳ぎついた。彼らの眼の前で、アトランティスは魔の女王アンティニアもろとも消え去った。

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