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解説

「ほほにかかる涙」のブルーノ・コルブッチとジョヴァンニ・グリマルディの脚本を、同じく「ほほにかかる涙」のエットーレ・M・フィザロッティが監督した音楽映画。撮影はステルヴィオ・マッシ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当した。出演はカンツォーネ歌手のジャンニ・モランディ、「ほほにかかる涙」のラウラ・エフリキアン、ニーノ・タラント、マーガレット・リーなど。製作は「ほほにかかる涙」のジルベルト・カルボーネ。

ストーリー

ジャンニ(ジャンニ・モランディ)がボローニャの田舎からナポリに出てきたのは、新兵として入隊するためだった。しかし歌手志望の彼にとって歌の本場ナポリに行けることは、それ以上の喜びでもあった。新兵一同は被服係のトディスコ准尉(ニーノ・タラント)から軍服を支給されたが、そろいもそろってブカブカ。文句をいうと「隣の裁縫店で直してもらえ」とのこと。かくて裁縫店は大繁昌となったが、店の好景気はそのまま准尉のフトコロが暖まることだった。なぜなら店の女主人は彼の妻なのだ。ジャンニは店の娘カルラ(ラウラ・エフリキアン)に服を直してもらうと同時に、彼女に恋をしてしまった。カルラも同様。それ以来娘の帰宅が遅いのに気づいた准尉は、新兵の中から、娘の恋人らしい男を探したが、ジャンニが当人だということはわからなかった。ある日ジャンニは仲間の一人ジョルジュに頼まれ、姉のベアトリーチェ(マーガレット・リー)が開くパーティで歌い、大好評をえた。そして数日後、今度は放送局の兵隊のど自慢で見事一等をさらった。その褒美に五日間の休暇をえたジャンニは、故郷へ帰るつもりが、途中で待ちうけたベアトリーチェの誘惑に負け、五日間を彼女の別荘ですごしてしまった。こうなったら彼女と結婚--と決心したが、単なる火遊びのつもりのベアトリーチェは、その申し出を笑いとばしてしまった。ジャンニはカルラのもとにもどった。しかし元のサヤにおさまるはずはない。こうなれば非常手段と、ジャンニはもう一度兵隊のど自慢に出場し、自作の愛の歌を歌い、変らぬ愛を誓った。放送でこれをきいたカルラも彼を許し、二人はかたく抱き合った。...

作品データ

原題 In Ginocchio da Te
製作年 1965年
製作国 イタリア
配給 日本ヘラルド映画

提供:株式会社キネマ旬報社

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