ブラコ

劇場公開日:

解説

「白い馬」と同じ傾向のフランス・ドキュメンタリー映画。脚本と監督はD・コロン・ド・ドーナン、撮影はアンリ・ペルサン、音楽はモーリス・ティリエで、ブラコ少年に扮するのは「白い馬」と同じくアラン・エメリーである。なおフランス語解説はJ・M・ドロ。

1955年製作/フランス
原題:Braco
配給:新外映
劇場公開日:1955年9月3日

ストーリー

ブラコ少年はカマルグ地方のある島に祖父とともに住んでいた。今夜もまた彼は愛馬にのって出かけ、方々に兎捕りの罠を仕掛けて歩くのだった。夜更け、馬にのった二人の監視人が少年の足跡を追いかけて行った。夜明け頃、ブラコは猪を捕えたが網か弱すぎて逃げられてしまった。その上ブラコは猪の牙で脚に負傷した。傷の痛みの苦しさにブラコは初めて獣の苦しみを理解し、罠にかゝった兎を逃がしてやった。その上その兎を捕えたきつねを馬で追い、殺した。そのきつねを持った少年を監視人が見つけた。少年は逃げた。祖父は少年の話をきいて彼をほめ、更に子ぎつねを産む母ぎつねを捕えろといった。少年はすぐに女ぎつねを捕え殺そうとした。だがきつねの眼に光る悲しげな光にうたれて逃がしてやった。祖父の問に少年は答えた。「きつねは兎を食べるよ、だけど人間だって兎を食べるじゃないかそれならきつねだって人間と同じじゃないか」

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