北極ものがたり
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解説

北極の自然と動物、北氷洋の海中、氷上、岸辺の断崖などに住む動物の記録映画。撮影隊はニュー・シベリア諸島、ウランゲル島を始め北極をとりまく諸地方を二カ年に亘り探険撮影して極地動物の珍らしい生態をユーモラスに描いている。脚本・監督は「森の話(ビィヴァ)」のアレクサンドル・ズグリジ、撮影は「森の話(ビィヴァ)」でズグリジと協力したN・ユルーシキナ、音楽はV・マカーロフが夫々担当し、日本語版解説は岩佐氏寿が翻訳を、巌金四郎が吹込みを行っている。ソヴィエト原版(アグファ・カラー)からコニカラーに色彩転換した。

ストーリー

北極の冬。半年あまりは太陽も顔を出さず、厚い外套のように氷が海をおおうが、その下には、さまざまな生物の世界がひろがっている。やどかりの貝に乗って共同生活を営むいそぎんちゃく。奇妙な形態のうには石灰質のトゲ針で武装し、ひとでやかにはえさを探して海底をうろつき廻る。海底にはくらげもいる。かれいとえいは海の底にへばりついて気長にえさの来るのを待っている。氷上にあがってこどもに乳をのませていたあざらしの母親たちは突然しろくまの襲撃に会い、こどもを助けるために一匹の母あざらしは犠牲になった。北極に春が来ると、うみがらすやかもめは大きな群をなして海中の魚をねらう。冬の最中に生れたしろくまの子も、やがてヨチヨチとながら一人歩きするようになり、北極ぎつねの子にいたずらしてひどい目にあったり、産卵のため川をさかのぼってくる魚を捕えようとして流れにまき込まれたりした。夏になると、北極の海岸にはせいうちの大群が押し寄せ浅瀬に住み家をつくった。やがて再び暗い冬が来て、すべてのものは凍りついてしまったが、氷の中でも生きものの生活は、途絶えることなく続いて行くのだった。...

キャスト

作品データ

原題 Life in the Arctic
製作年 1952年
製作国 ソ連
配給 ソ連映画輸出協会=独立映画センター=優秀映画
上映時間 65分

提供:株式会社キネマ旬報社

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