白毛女
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解説

中華人民共和国の中央電影局東北電影製片廠製作、一九五〇年度作品。戦後最初公開される中共映画である。原作は魯迅芸術文学院の集団創作劇で、一九四四年完成、その後オペラ化され、現在最も人気のある舞台劇だが、水華、王浜によって映画化されたこの作品も、一九五一年チエコ国際映画祭で特別賞をうけている。スタッフ、キャスト共にわが国ではまだ馴染みのない人々だが、主役田華はじめ、中国の代表的映画人である。

ストーリー

一九三五年のこと。河北省のある村に喜児(田華)という美しい乙女がいた。同村の若者大春(李百萬)と結婚することになっており、婚礼の日を待っていたが、喜児をみそめた村の大地主黄世仁(陳強)の非道によって破られてしまった。彼は喜児の父親白労に、貸した金のカタに喜児をよこせとせまり、とうとう証文に判を押させてしまった。白労は悲しみのあまり自殺し、喜児は泣く泣く世仁の家につれ去られ、ひどい虐待をうけるが、それに堪えて愛人との再会の日を待っていた。ところが或る夜、黄世仁に手ごめにされ、彼の子供をみごもってしまった。一方、大春は村から脱出し、八路軍に加わった。喜児は女中の味方をえて黄家を逃げ出し、深山に入ってほら穴に住みつき、そこで子供を流産した。飢えと悲しみにやせ細った喜児の頭髪は、いつかまっ白に変り、村人のあいだに「白毛の仙女」のうわさがひろがった。三年たち、一九三七年七月、日本軍の侵入をむかえうつため、八路軍が北上してきた。その中には大春もいた。世仁は八路軍の解放政策に対抗して「白毛の仙女」の迷信をふりまき、農民の抗日意識や小作料引下げの運動をくじこうとした。大春は迷信をひらくため、ある夜仙女を追って山奥のほら穴に入り、意外にもそれが喜児であったことを知り、相抱いて村に帰った。地主の悪事はあばかれ、ふるい制度はとりのぞかれた。喜児の白髪もだんだん黒くなっていった。...

スタッフ

監督
脚本
シュイ・ホワ
王浜
楊潤身
原作
魯迅芸術文学院集団創作
執筆
賀敬之
丁毅
撮影指導
呉蔚雲
撮影
チェン・チァン
美術
慮淦
録音
沙原
照明
ハオ・ハンゼン
作曲
クー・ウェイ
張魯
馬河
指揮
李秉山
音楽演奏
東北電影楽団

キャスト

作品データ

原題 白毛女
製作年 1950年
製作国 中国
配給 独立映画センター
上映時間 111分

提供:株式会社キネマ旬報社

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