青春の果実

劇場公開日:

解説

「娼婦マヤ」のレイモン・ベルナールが一九五四年に監督した恋愛コメディでフィリップ・エリアの小説からジャン・マルサンとベルナールが脚色し台詞を書いた。撮影は「埋れた青春」のロベール・ルフェーヴル、音楽は「南の誘惑(1950)」のフランシス・ロペスである。「青い麦」のエドウィジュ・フィエール、新人エチカ・シューロー、「密告」のジャンヌ・フュジェ・ジル、「テオドラ」のアンリ・ギゾール、クロード・ニコなどが出演する。

1954年製作/フランス
原題:Les Fruits de l'Ete
配給:外国映画=映配
劇場公開日:1955年6月10日

ストーリー

サビイヌ・グラヴィエル(エドウィジュ・フィエール)はパリで一流の骨とう店を経営していた。彼女は夫の法学博士エドゥアル(アンリ・ギゾール)と別居中だった。そして彼女は店に泊り、夫は外国に行って留守だったので、一人娘のジュリエット(エチカ・シューロー)はたった一人で気ままな生活を送っていた。エドゥアルは少年犯罪局次長に就任することになったが、その前に娘の私行を調べた方がいいと局長から忠告され、パリに帰って見るとちょうどジュリエットの催したワイルド・パーティにぶつかった。娘の放らつな生活におどろいた彼は娘によい教育者をつけるようサビイヌに依頼した。先生はジュリエットを田舎へ連れて行ったが、彼女は恋人のクロードを一緒につれて行った。そして田舎から帰って来たとき、ジュリエットは妊娠したことをサビイヌに告白した。が、クロードと結婚するのはいやだという。サビイヌは娘と一緒に山で暮し、生れた子供を表向きは自分の子とするつもりになった。サビイヌがその証拠をつくるべくエドゥアルと寝室をともにしたことから、二人の間のよりが戻り、ジュリエットもクロードとの結婚を承知したので、万事がうまく解決した。

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