七人のあばれ者

劇場公開日:

解説

「勇者テシアス」のサンドロ・コンティネンツァ、「闘将スパルタカス」のブルーノ・コルブッチとジョヴァンニ・グルマルディ、アルベルト・デ・マルティーノの四人が脚本を書き、新人ペドロ・ラザガが監督したアクション・ドラマ。撮影は「サビーヌの掠奪」のアダルベルト・アルベルテイーニとエロイ・メラ、音楽はマルチェロ・ジョンビーニ。出演者はリチャード・ハリソン、ロレダーナ・ヌシアク、「カルタゴの大逆襲」のリヴィオ・ロレンツォンなど。製作はオレート・フォンティーニとイタロ・ジンガレリ。イーストマンカラー・テクニスコープ。

1963年製作/イタリア・スペイン合作
原題:The Gladiators Seven
配給:MGM
劇場公開日:1963年8月3日

ストーリー

一世紀、スパルタがローマの支配下にあった頃、ダリアス(リチャード・ハリソン)はローマ政府に捕われていたが、特別に釈放されスパルタへ帰った。が、父は仲間のヤーボとネラングに殺されていた。復讐を誓ったダリアスは父親の形見の剣を取ると家を出た。乳母の息子リビアスが彼に従った。それを知ったヤーボは彼に闇討ちをかけたが、結果は逆だった。ダリアスとネラングの娘アグライア(ロレダーナ・ヌシアク)は恋仲だった。そこでヤーボはダリアスの残した剣でネラングを刺殺し、犯人はダリアスとアグライアに信じこませた。一方、ダリアスは以前ローマの牢獄から救った五人の仲間に助力を乞うためリビアスと共にたずね歩いた。そして、飲ん兵衛のブラッカス、怪力のマゴス、弓の達人ジーナ、坊主頭のフィネラガス、手くせの悪いバーガスを探し出し仲間に加えた。数日たった。ヤーボの腹心マクロビアスがダリアスたちの隠れ家をつきとめ、完全包囲の手筈をととのえた。が、彼は背中に短剣を突き刺されたままアグライアの部屋へ倒れこみ、彼女の父親を殺したのはヤーボであることをつげ息たえていった。ヤーボの軍隊は、ダリアスら七人をみな殺しにしようと攻撃を開始したが、七人の働きにより逆に撃退された。勝ち誇ったダリアスらは、余勢をかってヤーボの城塞を襲い、奇計をもって敵軍を打ち破った。そしてダリアスは塔の頂上でヤーボと壮烈な一騎打ちを演じ、ついにこれを倒した。かくて六人の剣士は、ダリアスとアグライアに別れをつげると、各自の古巣へと帰って行った。

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