隠し砦の鬼隊長

劇場公開日:

解説

ユーゴ映画界の才匠と云われているジヴォラド・ミトロヴィッチが脚本と演出を担当した実説の映画化。撮影はブランコ・イワトヴィッチが、音楽はレジャ・ムリチが担当。出演者はアレクサンドル・カヴリッチ、マリヤ・トチノスキー、ライナー・ペンケルトなど。イーストマンカラー・トータルビジョン。

1959年製作/ユーゴスラビア
原題:Kapetan Lesi
配給:大和フィルム
劇場公開日:1961年12月7日

ストーリー

第二次大戦も終りに近づいた一九四四年。ユーゴー軍はゲリラ隊長レシ大尉(アレクサンドル・カヴリッチ)の活躍で猛反撃に転じ、レシ大尉は国民的英雄として讃えられた。しかし、彼の弟アーメット(ライナー・ペンケルト)は匪賊団コスタの一味に身を投じて祖国を裏切る行為に身をおとしていた。レシ大尉はこの事実を酒場の歌姫から聞き、単身山奥へ入るとアーメットを説得し、司命部へつれ戻った。ところが司命部ではアーメットの死刑を命令し、レシ大尉は姿を消してしまった。それから数日。レシ大尉の姿はコスタ一味の中に見られた。彼は部下のショックに命じて偽りの情報を一味に伝え、レシ大尉自身はコスタを信用させて“悪魔の谷”へむかった。その頃コスタの情婦ローラもコスタをしたって行を共にしていたが、“悪魔の谷”にはユーゴ軍隊が待ち伏せていた。コスタは情報を知らせなかったローラを射殺し、計略にかけたレシ大尉にいどんだが包囲軍の銃弾に倒れてしまった。アーメット死刑の命令も、実はコスタをあざむく為に司令部が仕組んだものだった。任務をおえたレシ大尉の下には愛人の女教師ビーダもかけつけるのだった。

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