壮烈303戦斗機隊

劇場公開日:

解説

第二次大戦開戦直後、英国で結成されたポーランド航空隊の戦う姿を描いた作品。脚本はスタニスラフ・スカルスキー大尉、フーベルト・ドラペラ、ヤツェック・ウェイロフ。フーベルト・ドラペラが第一回の監督に当っている。台詞はボブダン・チェシュコ、撮影カロル・ホデュラ、音楽アンジェイ・マルコフスキーが担当。出演はボグシュ・ビレフスキ、舞台出身のヤン・マフルスキー、「影」のエミール・カレウィッチら。

1960年製作/ポーランド
原題:Historia Jeanego Myrliwca
配給:東映=映配
劇場公開日:1961年3月22日

ストーリー

一九三九年、侵入したドイツ軍から逃れた一部のポーランド軍は英国に渡り祖国再建のため英国軍に籍をおきナチと戦うことになった。その一人、三〇三中隊隊長ステファン(ボグシュ・ビレフスキ)はロンドン空襲の独空軍を迎え撃ち奮戦していたが、やがてドーバー海峡上空に出撃。彼は同僚のスタシェック(ヤン・マフルスキー)と戦闘指揮所勤務の英国女性マーガレット(クリスティナ・イワシケウィッチ)を張り合っていた。マーガレットとパーティに出る約束をしたまま索敵に向ったステファンは独軍機の攻撃を受け、落下傘で脱出、海上の救命ブイを見つけたが、中には敵側の空軍将校がいた。運よく英国の快速艇に救われた。マーガレットと一夜を踊ったステファンは、またも出撃、フランス上空で負傷、工業都市セクランに落下傘で降下した。ドイツ兵の捜索の目を逃れた彼は、フランス人たちに助けられルベット医師の努力で意識を回復した。そこはカトリーヌ(ダニュータ・ナグールナ)という娘の部屋で彼女はポーランド系フランス人、抵抗組織に入っていた。ドイツ軍の捜索が厳しくなり、ステファンは抵抗組織の手でスペインを経て、無事英国に帰った。マーガレットと再会できたが、戦友スタシェックは重傷のため着陸に矢敗、命を失った。ステファンは戦争を呪った。が、三〇三中隊はまた出撃。こんどはセクランの工場爆撃。そしてステファン機は被弾、脱出の機会もなく矢のように地上へ墜落していった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く