狂乱のボルジア家
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狂乱のボルジア家

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解説

イタリア中世史に悪名高い“ボルジア家”を題材にしたお馴染みの活劇。マリオ・カイアーノとアルド・セグリーのオリジナル・シナリオをセルジオ・グリエコが監督、撮影はマッシモ・ダラマーノが担当している。今回の中心人物リュクレスには「今晩おひま?」のベリンダ・リーが扮し、他に「青春群像」のフランコ・ファブリッツィ、「トロイのヘレン」のジャック・セルナス、ミシェル・メルシェ、アーノルド・フォア等。製作カルロ・カヤーノ。イーストマンカラー・トータルスコープ。

ストーリー

一五世紀末、フィレンツェ--一人の仮面の騎士が数名の刺客と闘っていた。通りかかったフレデリック(ジャック・セルナス)は騎士の危急を救った。彼は大きなルビーの指輪を置いて立去った。三年後、ウルビノへ行く街道で、フレデリックと従者ジャコボは一人の美女を救った。彼女はビアンカと名乗っただけで二人と別れた。街道筋の酒場でフレデリックは一人の騎士に難クセをつけられ、剣を抜いた。勝負はつかず、脇の貴族が彼の指輪をみつけ、自分が三年前に救われた騎士だといった。彼こそフレデリックが仕官を望んでいたセザール・ボルジア侯(フランコ・ファブリッツィ)だった。その夜、宮廷ではスペインの貴族を歓迎する饗宴が開かれていた。セザールのよき片腕で、その美貌と才気を政略の具に惜しまないリュクレス(ベリンダ・リー)は、フレデリックに一目で惹かれ歓楽の一夜を過した。ある日、街でフレデリックはビアンカに会った。彼女はその晩の密会場所を教え立去った。これを衛兵隊長アレクサンドルが目撃していた。彼はリュクレスに横恋慕し、彼女の寵愛をうけるフレデリックを恨んでいた。秘密の場所に行ったフレデリックは、ビアンカがラベンヌ侯の息女ディアーヌ姫(ミシェル・メルシェ)と知った。彼女らはボルジア家に迫害されていた。そのためにセザール暗殺を企んでいた。秘密をアレクサンドルから聞いたリュクレスは、兄にディアーヌをめとらせ、ラベンヌ侯略奪を計り、ラベンヌ侯父娘を捕えた。フレデリックは自分の過失からと後海した。彼はボルジア家を辞することにした。が、アレクサンドルに捕まり、獄につながれた。が、警固の目を盗みフレデリックはディアーヌの檻禁されている海浜の城に急いだ。結婚を断わられ、怒ったセザールはディアーヌを死刑にすることにした。刑の執行は迫った。フレデリックは城壁を登り城内に忍び入った。危機一髪、彼女は救われた。必死に追いすがるリュクレスをふりはらって、フレデリックらは城から逃げた。アレクサンドルは部下と後を追った。ローマ時代の廃墟に激闘が展開した。ジャコボの案内する援軍がつき、アレクサンドルは撃たれて死んだ。フレデリックとディアーヌはめでたく結ばれた。...

作品データ

原題 Les Nuits de Lucrece Borgia
製作年 1959年
製作国 フランス・西ドイツ合作
配給 映配

提供:株式会社キネマ旬報社

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