劇場公開日 1954年7月25日

恐怖の報酬(1952)のレビュー・感想・評価

全15件を表示

4.0なぜそこまでして

2023年8月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか

3.5主人公を全く好きになれなかったので、バッドエンドとはいえ、なんかそ...

2023年8月15日
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ouosou

5.0実は心臓のお薬でもあるんです‼️

2023年8月9日
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悲しい

怖い

興奮

2000ドルの報酬は運転の労力に対してではなく、恐怖の体験に対して支払われます‼️なんという残酷な報酬‼️技師がたった一滴のニトロで爆発を起こし、これで観てる我々の脳裏にも恐怖が植え付けられます‼️さあ、揺れたら即あの世行きのニトログリセリンを運ぶトラック運転手たちの焦燥を描いた、地獄のデリバリー映画の始まり、始まり‼️コースには木が腐った吊り橋脱出、断崖のカーブ、道を塞ぐ大石の除去作業、重油の泥沼道などの多種多彩な障害、骨休めに山の上からの石ころのゴロゴロ攻撃‼️ジリジリ焼けつくようなスリル、そして胸が締めつけられるような恐怖の提供度合いはハンパありません‼️そして全てをクリアし、賞金をゲット、安堵した帰り道での大ドンデン返し‼️油断大敵な超傑作ですよ‼️

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活動写真愛好家

5.0『私は心配する係だ』

2023年1月4日
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マサシ

4.5サスペンス映画を代表するクルーゾー監督の演出の凄さとシャルル・ヴァネルの名演

2022年4月21日
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鑑賞方法:映画館
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Gustav

5.0人間を見事に描いたサスペンスアクションの名作

2022年1月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

 金のために命がけの仕事を引き受けた男たちの苦闘を描いた映画だが、 現代のサスペンスアクションとは種類が違う。

 ストーリーは単純だ。 男たちが、トラックで液体爆弾を目的地まで運ぶという極めて危険な仕事を引き受けるところから始まる。 成功すれば大金が手に入るが、道中は危険な悪路ばかり。 ナビゲーターとドライバーは、互いに猜疑心を抱きながらも協力し、様々な危機を乗り越える。 そうした中で、二人の関係が変化していくのだが、 同時に運命のクライマックスも迫ってくる。

 これが現代のサスペンスアクションなら、映像技術を駆使して危険な状況をリアルに映像化することに力点が置かれるだろう。 が、この作品が焦点を合わせているのは、状況ではなく人間そのものだ。 二人の心理的葛藤をドラマティックに演出し、それが見事に成功している。

 その結果、観客は自然と二人の心に同調し、二人が直面する危機的な状況に同じ気持ちで立ち会うことになる。 だから、スリルや緊張感をより実感として体験してしまうのだ。 人によっては、焦りや絶望感や悲しみ、怒りの感情だけでなく、 体臭や乾いた砂、ぬかるみの感触、トラックの油の臭いまで体感してしまうかもしれない。

 カンヌ映画祭でグランプリと男優賞を受賞しているが、文句なしに納得だ。 昭和6年生まれの母が、戦後に観たこの映画の面白さを繰り返し絶賛していたことを思い出す。

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Garu

3.5展開が読めるようで読めなかった

2021年7月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

単純

最初の場末の街の暑くて能天気な場面からの長い長い絶望のドライブ。洒落ぶったフランス人のおっさんがあんならすとになるとは。元祖サスペンス映画、って感じだけどちょっと長かったな。わずかな振動で爆発するというニトロ、まあまあの悪路通ってたけれども。

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みな

3.5サスペンスとしては上手く作られているが、人間ドラマとしては物足りないところも

2021年2月15日
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鑑賞方法:VOD

ニトログリセリンを運び主人公達に訪れる幾つかの危機(大きなトラックを右折できる道幅が無い、道路が岩で覆われてる等)とその克服ストーリーは、絵で見せる要素大で、実に映画的でよく出来ている。

ただイブモンタンとその相棒シャルル・バアネルの関係性にあまり説得力を感じなかった。何故怖気付いた年寄りの相棒をあそこまでいたぶり殴るのか。そして、足をトラックで轢かれてとはいえ、どうして数時間で死んでしまうのかに説得力無し。あと、相棒の死に際の言葉は意味がわからなかった。

ラストのダンスと交互にトラックの浮かれた運転と悲惨な転落は秀逸。ただ、もう一台は何故爆破して吹き飛んだのか、その要因示す映像が欲しかった。

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Kazu Ann

5.0となりのニトロ

2019年8月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 149分に及ぶ大作。前半では危険な条件を飲むしかない労働者たちとアメリカ人の資本家たちとの対立する構図も浮かび上がる社会派作品となっている。

 マリオはフランス人でその日暮らしの流れ者といった雰囲気だが、帰国しようにも金がない。そして来るのは簡単だが、抜けるのは困難といった辺境の町。職がなく食うのが精いっぱいという者たちで溢れかえっているのだ。そんな彼にも酒場で働く恋人リンダ(ヴェラ・クルーゾー)がいるのだが、彼らの住む町にフランスからいわくつきの顔役ぽい男ジョー(ヴァネル)がやってきて、ジョーを兄貴分と慕ったおかげで、リンダはホッタラカシ。トラックにしがみつくリンダを振り払うシーンなんかでは可哀そうに思えてくる。女優クルーゾーはセクシーでしかも腋毛も魅力的なのだ。

 かつては密輸で儲けてきたジョーもふらりふらりと旅をして、金が底をついたためこの町にやってくるしかなかったのだ。知り合いである石油会社役員のオブライアン(ウィリアム・タッブス)に掛け合うが相手にされず、マリオの仲間であるルイジ(ファルコ・ルリ)とも折り合いが悪くなってしまう。ちなみに、このルイジ、スーパーマリオにそっくりだ(笑)。名前が逆じゃん・・・

 そんなときの大火災。現地の労働者も13人死亡。労働争議とか革命とか、一触即発の雰囲気さえ見せるのだが、アメリカに占領された感もある石油会社。今でも続く、利権主義の大国じゃ太刀打ちできない。そして、ニトロの運び屋には流れ者で家族のいない者を選抜する。選ばれたのはマリオ、ルイジ、ビンバ(ヴァン・アイク)、そしてスマーロフ(ジョー・デスト)だったが、ジョーは多分脅迫によって一人2000ドルの報酬の仕事を手に入れた。そして、選ばれなかった一人の若者も自殺・・・母親へ仕事が見つかったから安心してと手紙を書いたばかりなのに。

 後半はスリル満点のニトロ運送。山道の切り替えし場所や巨大な落石、そして原油の沼を突破するなど、手に汗握る展開となる。現代からすると稚拙な部分もある映像なのに、スリップするタイヤの大写しなどはかなりインパクトがあるのです。

 そしてジョーの性格の変貌ぶり。トラックは二台で進むのだが、ジョーと組んだマリオのおかげで、ヤクザのような性格から、徐々に小心者の性格が浮き出てくる。この性格の変貌がまた面白い。
 火災現場に生きてたどり着いたのはマリオ一人。アメリカ人たちからは勇気を称えられ労いを受けるが、喜んで帰る途中はよほど楽しかったのか危険な蛇行運転。やっぱり彼もトラックごと崖から転落。救いようのないエンディングを迎える・・・

 アメリカ資本主義と、フランス人、イタリア人の流れ者労働者。そして映像には出てこないが危険な労働を強いられる現地の労働者。現代にも通ずる構図があるということは、世の中何も変わってないということか・・・

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kossy

5.0面白い!引き込まれる

2018年4月29日
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手に汗握るとはこのこと
そこが山場だろと分かっていても、そのさらに上を行くサスペンス

主演のイブ・モンタンが格好いい!
あの枯葉の彼です
俳優でも一流であることをみせます
ジャン・ギャバンを一回りもふた回りも若くしたらこうなるかという感じ
デビッド・ボーイをフランス人にしたらこんな感じかと思わせるバイセクシャルの雰囲気

ジョー役の役者の演技がまた良い
後半の心が折れていく過程の演技が見もの

あとリンダ役の女優が美しく可憐
スクリプトガールの彼女を監督が嫁にして女優させるわけだわ!
小柄で細くて小動物を思わせるかわいい仕草、ノックアウトされました

楽しめる第一級の娯楽作品です

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あき240

3.0恐怖の仕事という割には緊張感に欠けた。結末が印象的。

2017年7月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

恐怖の仕事という割には緊張感に欠けた。結末が印象的。

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tsumumiki

3.0ハラハラドキドキの古典

2015年1月30日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

子供の頃観た印象では、もう少し緊迫感があったと思ったのだが、近年の刺激過多の映像に慣れてしまっているから仕方ない。
金のために命をかける男達が、皮肉たっぷりに描かれている。
ニトロ運搬の話が出るまでが、なかなかに長い。男達の生活背景や人間関係を見せているのだろうけれど、何が言いたいのかは判りづらい。ここは大胆に省いて良いと思うが、当時のこの映画の意義としては必要だったのかもしれない。

長いイントロを経て、やっと危険なミッションに入ると、ニワカに面白くなる。次から次に難関が現れ、かいくぐっていくのだが、これがスリルに富んでいるので面白いのだ。

登場人物の性格設定や心理描写は、やや雑な気がする。
特に主人公の心理が判らない。
相棒に対する感情も判らないが、ラストの浮かれ振りは異常ささえ感じる。

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kazz

3.5雑な感じがすごくよかった

2014年10月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

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吉泉知彦

3.5汗と油とニトログリセリン

2014年6月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

静かに、そしてゆっくりと慎重に走り続けるトラック。その荷台にはニトログリセリン。この設定だけでもう緊迫感は確信できますよね。トラックが走り始めた時のあのゆっくりとした進行を見た瞬間、あぁ、これはもう映画ですと感じましたね。

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チャーリー

3.0命懸け任務のわりに緊迫感が少なく感じる

2013年3月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

総合:60点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 60
ビジュアル: 55
音楽: 50

 仕事もなく流れ着いた町でたむろしてくだらない不善ばかりをしている希望を失った男たち。その彼らが高額につられて危険な仕事に挑むのだが、仕事にいたるまでの時間が必要以上に長くて、最初の数十分は物語が進まずに退屈する。ここはもっと濃縮して欲しい。
 本筋のほうでは、橋や岩や石油漏れなど、任務の危険や問題を解決する機知など見所はある。だけれども現代の映画を見慣れていると、それほど緊迫感が高いとは思えなかった。危険物を輸送しているため、何かにつけてゆっくり慎重にみんなが動いているからかもしれない。命のやり取りをしている割には、何か全体として時間がゆっくりと進んでのんびりしている感覚がある。ここがこの映画をあまり高く評価出来なかった最大の理由。

 任務に参加した者や参加しなかった者も、それぞれの事情や人間関係が散りばめられている。特にシャルル・ヴァネル演じるジョーは、昔はいろいろやったちょっとは名の知れた男だったらしいが、臆病になっているのが任務の中で明らかになるのが面白い。実はそれは彼の昔の相棒だった石油会社の所長が指摘したところで、歳をとれば人間は本人すらも気が付かないうちに変わるものなのだ。ここが一番楽しめた部分だった。

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Cape God