アダモのひなげしの島

劇場公開日:

解説

フレンチ・ポップス界のスター、サルヴァトーレ・アダモが製作・監督したファンタスティック・コメディ。脚本はアダモとジャン・M・ポワレ、撮影はクロード・ボーソレイユ、音楽はアダモが各々担当。出演はアダモ、アンヌ・ダール、ピエール・ヴァネックなど。

1974年製作/フランス
原題:Lile au Coqueicot
配給:東宝東和
劇場公開日:1975年9月27日

ストーリー

ヒッチハイク中の青年エマヌエル(S・アダモ)は美しいモデル、アンヌ(A・ダール)と偶然友だちになった。エマヌエルは、青カニのような青い瞳のアンヌをすっかり好きになってしまった。彼はアンヌの家を捜し当て、夢のようなひとときを過ごした。だがそれも長くは続かず、アンヌの夫ピエール(P・バネック)が帰ってくるという電話があり、また一人ぼっちになってしまった。アンヌに逢うための下手な芝居が縁で、エマヌエルはピエールの助手になった。ある日、アンヌとピエールが激しく口論、アンヌは家を出てしまう。エマヌエルはピエールに頼まれて彼女を呼戻しにいくが、二人はそのまま旅に出てしまう。僅か数日だが幸せな日々が過ぎると、二人はエマヌエルの下宿に帰った。アンヌの助言もあって、エマヌエルは絵の個展を開くことになった。個展は盛況だったが虚しいものだった。なぜならお客の動員にいたるまで、すべてアンヌのお膳立てだったからだ。エマヌエルが売れたと思った絵も画商の倉庫に山積みされているだけで、お金はアンヌが工面していたのだ。今やアンヌも仲間から相手にされず彼女の財布は空だった。二人は寒さのましてきたハイウェイで、ひなげしの島への旅を続けるために車を止めようとした。止まったのはピエールの車で、アンヌは乗り込んだ。エマヌエルはそこに一人とり残されてしまった。

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