別れの朝(1971)
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別れの朝(1971)

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解説

ドイツ青年将校に思いをよせるフランス娘の禁断の恋を描いた作品。製作はポール・カデアック、監督は「さすらいの青春」のジャン・ガブリエル・アルビコッコ、クリスティーヌ・ド・リボワールの小説「夜明け」をアルビコッコとピエール・カストが共同脚色、撮影はキント・アルビコッコ、音楽は「栗色のマッドレー」のフランシス・レイ、編集はジョルジュ・コルシが各々担当。出演は「ふたりだけの夜明け」のカトリーヌ・ジュールダン、「風の季節」のマチュー・カリエール、マドレーヌ・ロバンソン、ジャン・ヴィラール、クリスチャン・バルトース、ジャン・ジャック・リュスダールなど。

ストーリー

フランス西南部ランド地方のナラに、今は零落したある一家が住んでいた。気位の高い祖母、妻に逃げられた無気力なその息子ポール(J・ビラール)、これまた結婚に失敗し、後家暮らしの冷酷な性格の妹エバ(M・ロバンソン)。そしてポールには美貌の一人娘ニナ(C・ジュールダン)、エバには美青年ジャン(C・バルトース)という子供がいた。ニナはジャンに惹かれ、ジャンは学友バンサン(J・J・リュスダール)への男同志の愛を秘めていた。戦争が勃発し、ナラも占領されこの一家も、数室をあてがわれ家の大半はドイツ兵に奪われてしまった。混乱した一家を見捨てたジャンはバンサンのもとへ走り、ニナは傷心を、唯一の友の美しい白馬との戯れでいやしていた。ところがその白馬をわがもの顔で乗りまわす、ドイツ兵の若い士官カール(M・カリエール)に、ニナの心は憎しみから愛への微妙な感情移相を示すようになった。ニナは意を決してジャンをバンサン邸に訪ねた。しかしジャンはニナに何の感情を示さないばかりか、バンサンとの幸福な生活に浸りきっていることを、ことさら示した。絶望したニナはナラへ戻った。ニナはジャンの面影を消そうと自らカールの腕に身を委ねた。カールの愛情はニナを夢中にさせた。しかし突然カールはロシア戦線にかり出された。やがて戦火はナラにも及び、ジャンとバンサンが殺害されたという噂にエバは半狂乱となってしまった。そうした中、カールは脱走兵として、戦争の狂気によてすっかりぬけがらとなった身をあらわした。自分を射ってくれというカールに拳銃を向けたニナだがついに引き金を引くことは出来ず、早朝の砂浜でカールは自ら命を絶った。...

作品データ

原題 Le Petit Matin
製作年 1971年
製作国 フランス
配給 松竹映配

提供:株式会社キネマ旬報社

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