哀愁のパリ
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解説

太陽の輝く南仏に繰り広げられる翳りある人妻と若い青年の悲恋。製作はジョルジュ・シェイコ、監督・脚本は新人のジョルジュ・ファレル、原作はアルフォンス・ドーデの小説で、撮影はジャック・ロバン、音楽は「ラムール」のジョルジュ・ガルヴァランツ、作詞をシャンソン歌手のシャルル・アズナヴールが各々担当。出演は「さらば夏の日」のルノー・ベルレー、「彼女について私が知っている二三の事柄」のマリナ・ヴラディ、その他、「ティファニーで朝食を」のホセ・ルイ・ド・ビラロンガ、「続・殺しのライセンス」のドーン・アダムス、「雨の訪問者」のガブリエレ・ティンティ、新人ロレーヌ・レーネルなど。

ストーリー

灰色にけむるパリの夜の気怠いパーティーで、リオネル(R・ベルレー)はサフォ(M・ブラデイ)に会った。なまめかしい白い肌に妖しい翳りをおびたサフォに、まだ若い外交官である彼は惹かれた。サフォもまた。若者らしい爽やかさを残す彼に興味をもったようだ。その日のうちにサフォはリオネルの激しい愛を受け入れ、翌朝、彼女は電話番号を残して姿を消した。自ら男に跪く事をしなかったプライド高いサフォが初めて示した男への愛……二人は恋におちた。彼女は大実業家デュラン(J・L・ビラロンガ)に囲われ、富に磨きぬかれて暮らす女であり、彼から浮気の公認めいた心づかいも受ける生活をしていたのだが、年下の若者との無邪気な、しかし、真実の恋に溺れ込んでいった。リオネルとの歓びの時を過ごし、デュランの家に帰るとサフォには、リオネルの存在を知りつつも相変わらず優しく迎える彼がわずらわしく、なお、リオネルへの激しい慕情をつのらせるものであった。年下の若者にすっかり夢中になっているサフォのことを、親友のマリアン(D・マダムス)は大人の女らしくからかう。しかし、彼女はサフォの恋が今度ばかりは本物である事を見抜いていた。その頃、リオネルは家から帰省を促す手紙を受け取った。家に帰った彼を待っていたのは家が経済的苦境に立たされ、知り合いの娘と結婚して欲しいという政略結婚の話だった。叔父に説得され、しぶしぶ会ったジャボット(L・レーネル)は可憐で清純な若さに満ちていてまぶしいくらいの娘だった。リオネルは待ちわびるサフォを初めて裏切った。恋人の心変りを読みとれぬ程、サフォも若くはなかった。心の中でいつかは来ると恐れていたことが起き、自分が憐れで、みじめだった。そして、苦しい胸の内を打ち明けたリオネルの頬を打ってサフォは姿を消した。しかし、楽しかった愛の日々はサフォの胸裏から簡単に消えはしなかった。一時の気の迷いから心を惑わせたリオネルの想いも同じだった。或る夜のクラブで、サフォは彼と偶然出逢ったが、彼女のプライドが愛の甦りを妨げてしまう。ふさぎこみがちなサフォを見かねてマリアンはカンヌの別荘へ連れて行く。華やかな二人に男達の視線が集まった。サフォはいかにもプレイボーイらしい青年(G・ティンティ)の誘いにのった。勿論、リオネルの面影を忘れようとしてだった。しかし、むなしい試みだった。男も彼女の心の内を悟ってか、黙って帰ってしまう。一人きりになったサフォの手は思わず睡眠薬にのびていた。最近の行動から全てを知ったマリアンはパリのリオネルに電話をかけた。待ちかねていたかのように彼は、サフォのもとに駆けつける。家の事も、将来も、何もかも捨ててもいいとリオネルの心は決まっていたのだ。南仏の輝く太陽の下に、愛は戻った。時の経つのを忘れ二人は激しく愛し合った。だが、束の間の幸せである事はサフォが一番良く知っていた。いつかは訪れる別れの時……サフォがリオネルに短い手紙を残して旅立ったのは、間もなくの事であった。「リオネル、貴方の未来の為の別れの時です。さよなら愛しい人……」...

作品データ

原題 Sapho
製作年 1970年
製作国 フランス・イタリア合作
配給 東和

提供:株式会社キネマ旬報社

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