成人式

劇場公開日:

解説

まだ異性を知らぬ青年の愛と性へのめざめを描く青春映画。監督はデイヴィッド・カーン、脚本はモニカ・ワーガー、撮影はクリスチャン・モルダシーニ、音楽はテリー・デュバロンが各々担当。出演はクリストファー・スタック、ミシェル・アモンドラス、フランシーヌ・カスター、パスカル・シュナイダー、ワンダ・ガンサー、フランス・ド・ローシェ、イザベル・グリッフィなど。

1975年製作/フランス
原題:Histoire D'Q
配給:松竹=富士映画
劇場公開日:1977年8月13日

ストーリー

美男だが、神学生のため禁欲生活のクリストフ(クリストファー・スタック)は、まだ童貞。そんな彼は夏休み、パリ郊外の母の別荘にやってくる。そして、ある日、美しいハイデ(ミシェル・アモンドラス)と会った。彼女もここへ休暇で来ているのだ。クリストフはすぐ彼女にあこがれる。だが、彼女は相手にしてくれない。焦燥の日々が続く。ハイデを愛しく思うクリストフ。ある晴れた日、そんな性への欲望を秘めた彼は、ブロンドの美人カティ(フランシーヌ・カスター)と男として初めての体験を持った。彼女は色狂い、そして、一度SEXの味を知ったクリストフはもうそれなしでは毎日がすごせない。SM狂のディアンヌ(パスカル・シュナイダー)、豊満なイザベル(ワンダ・ガンサー)、ワンダ(フランス・ド・ローシェ)、そしてクロ・クロ(イザベル・グリッフィ)と、次々とアヴァンチュールをくりかえす。だが、やはりクリストフの心の底にはハイデがいた--。どうしても彼女に自分の気持ちを伝えたい。そう願う彼。しかし、ハイデも別荘を去る日がやって来た。だが、声をかけられないクリストフ。これも運命なのか--。夏が終っていく。

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