サン・スーシの女

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サン・スーシの女

解説

戦時下のヨーロッパで過酷な運命に翻弄された人々を描き、名優ロミー・シュナイダーの最後の出演作となったドラマ。

人権擁護委員会の代表を務めるマックスはパラグアイ大使との会見の席で、大使の本名を確認すると射殺してしまう。逮捕されたマックスは留置所へ面会に来た妻リナに、自身のつらい過去について語り始める。1930年代、ベルリン。10歳のマックスはナチスに父を殺され、家族の友人ミシェルとエルザ夫妻に引き取られる。幸せに暮らす3人に再びナチスの魔の手が迫り、マックスはエルザとともにパリへ逃れるが……。

シュナイダーがマックスの妻リナと養母エルザの2役を演じ、「昼顔」のミシェル・ピッコリ、「キャバレー」のヘルムート・グリームが共演。ジョセフ・ケッセルの小説を原作に、「仮面」のジャック・ルーフィオが監督を務めた。「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」(2022年8月5日~25日/Bunkamuraル・シネマ)上映作品。

1982年製作/116分/G/フランス・西ドイツ合作
原題:La passante du Sans-Souci
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2022年8月7日

その他の公開日:1984年3月30日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1982 —TF1 INTERNATIONAL – FRANCE 2 CINEMA - CCCFILMKUNST

映画レビュー

3.5幼い頃の恩人の復讐

2024年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ロミーシュナイダー扮するリナは、ミッシェルピッコリ 扮する人権擁護委員会代表マックスバウムシュタインとともに過ごしていた。しかしマックスはエルザとミッシェルを知っているかと尋ねドイツ人パラグアイ大使を射殺した。
ユダヤ人のナチに対する幼い頃の恩人の復讐だったね。それと歌唱も素晴らしかったロミーシュナイダーの遺作だそうな。

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重

3.5面白かったです

2022年11月26日
PCから投稿

ロミー・シュナイダーの遺作とのこと。

普通に面白かった。

映画で彼女の美しいものとしてロミー・シュナイダーの顔のアップが
何度もうつされるのですが、若い頃の輝くような美貌とくらべてしまい、
老けたと感じてしまいました。申し訳ないです。
彼女の悲しむ場面など胸に迫り、美しいと思いました。

遺作と聞いて見たのですが、こんなに喪失感でボロボロになる役を演じたら
心が壊れてしまわないのかと悲しくなりました。

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はなはなとみんみ

3.5素直におもしろかった

2022年11月6日
iPhoneアプリから投稿

物語の形式がよい
徐々に明らかになる過去

それとマイケルの奥さんとエイザが
一人二役ってのが何だか新しい演出だった

ロミーシュナイダーの遺作なんですって
どこか儚げな雰囲気がありました
割と多くのシーンで泣いていたし
感情が読めないところもあったりして
でもとにかく美しく包容力があった

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JYARI

4.5ありがとう❣️

2022年9月27日
iPhoneアプリから投稿

ロミーの色気ムンムンでしたが、時代の背景が辛くて
最後泣いちゃいました。ナチス、なぜ?存在したの。
梅田ロフトの映画館、若い時よく行きました。最後の作品に選んだ映画、忘れません。

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ミヤミヤミヤ
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