搖藍

解説

仏国の劇作家ユーゼーヌ・ブリウの舞台劇をオルガ・プリンツローが脚色し、ポール・パウエルが監督した人情劇で、主役はエセル・クレイトンとチャールズ・メレディス氏。名子役メアリー・ジェーン・アーヴィングやアンナ・レアーらも出演する。

1922年製作/アメリカ
原題:The Cradle

ストーリー

医師ロバート・ハーヴェイは妻マーガレットとの間にドリスという可愛い女の児までも儲けた仲であるが、財政上の窮乏はこの一家に冷い風を送り、ロバートはローラ・フォーブスという金満家の婦人に見染められ、妻を顧みぬことがあったので遂に夫妻は離婚し、ロバートはローラと、マーガレットは弁護士コートニー・ウェブスターとそれぞれ結婚する。しかし幼いドリスは父母の元に6カ月宛交替で暮らすという条件であった。ウェブスターはドリスをほかの男の子として憎み、ローラもまたドリスを嫌った。その結果傷きやすい幼児は激しい病気にかかったのでロバートはドリスをマーガレットの元に連れ来り、2人は心を合わせて看病する。ようやく危機を逃れたドリスは父母のともにあるを見て、父と母が別々に暮らす恐しい夢を見たと話す。そしてロバートもマーガレットもお互いに新しい相手に幻滅を感じ、愛児が2人の間の離るべからざる鎹であることを悟り、再び一家は昔に返る。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く