ヤング・ガン(1956)

劇場公開日:

解説

ルイス・ガーフィンクルの書き下ろしシナリオをアルバート・バンドが監督した西部劇・撮影は「敵中突破せよ」のエルスワース・フレデリックス、音楽は「第七機動部隊」のマーリン・スカイルズ。出演は「ウエスト・サイド物語」のラス・タンブリンにグロリア・タルボット、ペリー・ロペスなど。

1956年製作/84分/アメリカ
原題:The Young Guns
配給:アライド・アーチスツ
劇場公開日:1962年9月1日

ストーリー

ワイオミングの田舎町。雑貨屋で働く好青年タリー・ライス(ラス・タンブリン)は父が悪名高いガン・ファイターだったことから町の人々から冷たく見られ、その父に息子を殺された保安官助手ニクスと争ったため、いたためれず、無法者の集落ブラック谷へ流れ込んだ。谷には無法者の父や兄のように早くなりたいと暴れ回る不良少年どもがいて、新入りのタリーを仲間に引き込もうとした。そんなタリーはお尋ね者の父を持つ少女ノラ(グロリア・タルボット)と知り合った。不良少年団の暴行を妨害した彼は、リーダー格のサンに挑戦を受けたが、その鉄拳は見事に相手を倒す。タリーが町にいるときから、その真面目さに好意を持っていた保安官ペイトンは彼を集落から離れさせようと説得にやってきた。が、タリーは聞かなかった。不良少年たちが町の銀行襲撃を企てているところへ1人の無頼官が舞い戻ってきた。少年団のもう一人の親分格ノックスの兄キッドで、彼はノラの父ボウドレ一味に加わっていた。そして役人たちと戦い親分は殺され、一味のほとんどが逮捕されたことを告げた。キッドは高飛びの資金を要求した。ノックスは銀行襲撃を決意、失敗した際は子供をタテに逃げようとノラの小さな弟3人を人質に連れていくことにした。これを知ったタリーは、町へ駆けつけるが、銀行の内外ではすでに銃線の最中。タリーの説得で少年たちは抵抗の無駄を知り銃を捨てるが、ノックスだけは大金を持って脱出に成功、集落へ戻った彼は兄のキッドに一緒に逃げようと頼むが、キッドは金を奪い弟を殺して逃げようとする。が、ノックスもキッドを射してともに死ぬ。弟たちの無事を知って喜ぶノラをタリーは抱きしめ、新しい社会へ進むことを誓った。

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