野性地帯

劇場公開日:

解説

「テキサス街道」のジョセフ・ケインが製作・監督に当たる1955年作色彩西部劇で、ダン・カッシュマンの小説から「ミネソタの娘」のアレン・リヴキンが脚色している。トルーカラー撮影は「テキサス街道」のジャック・マータ、音楽は「喝采」のヴィクター・ヤングである。「レイテ沖海空戦 永遠の海原」のスターリング・ヘイドン、「テキサス街道」のヴェラ・ラルストン以下、「トマホーク渓谷の待伏せ」のデイヴィッド・ブライアン、「綱渡りの男」のアドルフ・マンジュウ、「犯罪都市(1951)」のホギー・カーマイケル、チル・ウィルスらが出演する。

1955年製作/アメリカ
原題:Timberjack
配給:リパブリック日本支社=NCC
劇場公開日:1955年6月18日

ストーリー

アメリカ最大の原木産地モンタナ州トルカ・リヴァ郡に、イランで石油技師をしていたティム・チプマン(スターリング・ヘイドン)が樅の大森林を持つ父が殺されたという知らせをうけて帰郷した。ティムの幼馴染リン・ティルトン(ヴェラ・ラルストン)はキャバレを経営し、自分も歌を歌っていた。キャバレはこの地方のボス、クロフト・ブラナー(デイヴィッド・ブライアン)のおかげで繁盛しており、リンはブラナーと婚約していたが、ブラナーがティムの父の殺害事件に関係していることを知るリンは、次第にティムに接近して行った。ティムが森へ行って見ると、ブラナーの手下が3人現れ、ティムを袋叩きにして気絶させた。これを知ったリンは、ピアノ弾きのジングルと現場へ駆けつけ、ティムを山小屋へ連れて行って介抱した。ティムは、ブラナーを告訴した。理由は父とブラナーが共同出資した森林鉄道を独占しようとして父を殺したというのであった。一方ティムはリンの父スウィーティのすすめで伐採期に入った樅を割当量だけ伐採し、大乱闘の末、森林列車をブラナーの手のとどかぬ場所に移した。ブラナーはスウィーティを殺し、貯木場にあるティムの原木を破壊しようとした。父を殺されたリンはブラナーを殺人罪で告訴したが、ブラナーはリンをも殺害しようとし、かけつけたティムは激闘の末ブラナーを射殺した。リンはキャバレをジングルにゆずってティムと結婚した。

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