滅亡への道

解説

1923年に出版されたアーサー・トレイン氏原作の小説に基づき、「放埒娘」「8度目の妻」等と同じくモント・M・カッタージョン氏の脚色、サム・ウッド氏の監督で作られたもので、主役は「激闘の天地」「刺激を追う女」等主演のビービー・ダニエルス嬢、新進の花形ドロシー・マッケール嬢、ジーグフェルド・フォーリスから映画界に入ったばかりのメアリー・イートン嬢の3人で、相手役にはドロシー・ギッシュ嬢の夫君ジェームズ・フォーセット氏、ヘール・ハミルトン氏、マーロン・ハミルトン氏等の腕利きが出演している。

1923年製作/アメリカ
原題:His Children's Children

ストーリー

一代にして富を成したピーター・ビー・ケインは、息子ルーファスに仕事を譲って老いの身を養っていた。ルーファスが55才の誕生日を迎えたとき、彼の娘達3人は、何れも現代的を気取って家を外に遊び暮らしていた。末娘のシーラはフロリアンという放蕩者に誘われダンスなどに日を送り、中のダイアナはラリーと言う英国人と仲良くしているし、姉娘のクローディアは不幸な結婚に泣いていた。ダイアナはロイド・メイトランという弁護士と知り合いに成り、二人は恋仲となる。シーラが麻酔剤を飲まされて倒れたとき、ダイアナは初めて姉らしい優しい気持ちに成って彼女の看病に努めたが、父のルーファスは美しい女優マーセデスに迷い、その上山師の活動写真会社に投資して大失敗をし、一家は破産の運命に遇った。一家の人々はこの一大試練にあって醒め、ダイアナはメイトランドの胸に抱かれ、貧しい乍なに幸福な生活に入る事ができた。

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