名誉を重ずる男

解説

ヘンリー・キッチェル・ウェストーヴァー氏原作の「カーキ服を着た王様」A King in Khakiからフレッド・バルシッファー氏が脚色し、自ら監督した活劇で、一昨年秋病没したハロルド・ロックウッド氏遺作の一で、対手は余り知られないベッシー・アイトン嬢である。

1919年製作/アメリカ
原題:A Man of Honor

ストーリー

ホース島にある南洋物産会社の新たに任命された支配人デイヴィッド・スミスは、会社内部の人々が私利を営むに汲々たる弊風を改めんと苦心して居る。然もその旗頭は紐育の本社に居る社長クリストファー・ビューモントである。彼は硬骨なスミスに仲間に入るか、然らずんば辞職せよと、娘クリスタベルを連れてホース島へ来た。然し却って彼はスミスの為幽閉され、自己の利を求める前に株主の為を計れと迫られる。暴風雨の夜クリスタベルはスミスの雄々しさを深く慕う様になる。社長ビューモントも遂にスミスの名誉を重ずる点に感じ娘の婿として迎え、我が非行を改めたのであった。

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