僕の自叙伝

解説

「僕の武勇伝」に次ぐジャッキー・クーパー主演映画で、モーリス・ラッフとデルマー・デイヴスとが共作した物語をデーヴスが脚色し、「進め女性軍」「青空狂騒曲」のチャールズ・F・ライズナーが監督に当り、「令嬢殺人事件」「蜃気楼の女」のオリヴァー・T・マーシュが撮影したもの。助演者は「マデロンの悲劇」「マタ・ハリ」のルイス・ストーン、「コンゴ」「印度の寵児」のコンラッド・ネーゲル、「母性」「爆走する悪魔」のロイス・ウィルソン、新進のジーン・パーカー、「国際盗賊ホテル」のローレンス・グラント、「極楽島満員」のデイヴィッド・ニュウエル、「ダドリー・ニコルズ」のモーリス・マーフィー等である。

1932年製作/アメリカ
原題:Divorce In the Family

ストーリー

考古学者のジョン・パーカーは世界中を歩き廻って過去の遺物を求めて居た。彼に は妻とテリイとアルと言う2人の男の子があった。妻は孤独の生活に耐えかねて良人と離婚して医者のシューメーカーと結婚した。離婚の当時テリイとアルは父に伴われて砂漠旅行に赴いて居たが両親の間に約束が出来ていたので2人は養父の命ずる侭大人しく幼年学校へ入ったが弟のテリイは幼な心にも実父のカーパーもテリイを忘れ兼ねていた。遂にテリイは養父の許を逃げ出す決心をした。アルは弟のあとを追って行く途中河上でボートが遭難し重傷をを負った。実父とテリイがこのことを聞きつけて来て見ると養父のシューメーカーは自分の血をアルに輸血し危ない生命を救けてくれたことを知る。パーカーは養父シューメーカーの子供に対する無理解を怒り2人の兄弟を養父のもとから奪い取って南米に連れ去ろうと思っていたのだったがここで初めて真の父性愛に目覚め且つは養父の強い責任感と愛に打たれ、あらためて彼に子供たちを任して独り淋しく南米への旅にのぼった。子供たちも初めて養父の愛を感じて家庭に止ることになった。

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