紅薔薇(1921)

解説

多くのパ社映画や「未開の人」其他の監督として、又「散り行く花」等に出演し俳優としても知名なドナルド・クリスプ氏が英国のパラマウント社に於いて主演及び監督した映画である。アイアン・マクラレン氏の小説として、又ジェームズ・マッカーサー氏及びオーガスタス・トーマス氏合作の舞台劇として有名なものをマーガレット・ターンブル女史が脚色して映像化したものである。

1921年製作/アメリカ
原題:The Bonnie Briar Bush

ストーリー

19世紀の中頃スコットランドのドラムトーティの町に母に死別れたフローラという美しい娘が羊飼いの父親と2人で平和に暮らしていた。フローラはやがて恋知る年頃となり熱情的なドナルドという青年と相愛の仲となった。しかし父は名門出のドナルドと娘との境遇の差を思いそれを許さなかった。青年はやがてロンドンに去りフローラも其跡を追い、独り残され父は唯冷酷な頑固者として其性格も荒びて行くのであった。しかし此の静かな町へ再びフローラと青年とが前後して帰った時、老いて冷えたる父の心も流石に美しい愛情に和らげられ、2人の結婚を許した。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る